2024年12月
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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1 日時 |
令和3年2月4日木曜日 午後6時00分から午後6時50分 |
2 場所 |
防災センター 4階402・403会議室 |
3 出席者 |
委員 田揚江里、小林年春、伊藤栄司、佐藤江美、 上野友子、田淵晶子、佐藤幸代、立道彩子 事務局 細川館長、山村副主幹、葛西主任、平澤主事 |
4 欠席者 |
なし |
5 議題 |
(1)諮問について 全ての市民が図書館を心地よく利用するために ~市民ボランティアと利用支援サービスについて~ (2)その他 |
6 提出資料 |
(1)答申(案)(資料1) (2)とうきょうの地域教育(No.141) |
7 会議内容 | |
(事務局) 定刻より早いが委員の皆様が全員揃ったため、令和2年度第4回狛江市立図書館協議会を開催する。 お手元にお配りしている次第に沿って進行していきたい。ここからは議事進行を狛江市立図書館協議会規則第4条第4項の規定に基づき、田揚委員長にお願いする。 (委員長) それでは、議題の1、諮問について事務局より説明をお願いしたい。 (事務局) 議題の1、諮問についてご説明する。 資料1をご覧いただきたい。こちらは事前に配布させていただいたものと同じものである。前回の協議会においてご説明したとおり、前回まで皆様からいただいたご意見等をもとに、委員長・副委員長と事務局で作成した案となっている。本日、委員の皆様にご確認いただき、そのうえで答申をいただきたいと考えている。説明は以上である。 (委員長) 前回の協議会でも触れているが、この内容を皆様に諮ったうえで問題が無ければ答申をしたいと考えている。事務局からの説明に対し、ご意見・ご質問はあるか。 (委員) 答申(案)の(1)の③の中で、「とともに」が重複して使用されているので、文言の整理をしたらいかがか。 (委員長) 最初の「とともに」を削除し、読点を入れて一旦ここで文章を切り、「また」で次の文章につなげる形で修正をしたい。 (委員) 認識違いかもしれないが、答申(案)の(1)の③の、「機器の操作に不安がある人に対しても安心して図書館サービスを活用できる方法を検討する。」とあるが、矢印の方向が違うのではないかとの印象を受けた。「機器の操作に不安がある人が」活用する事を目指しているのではないか。 (委員長) 答申(案)の中から、「に対して」という表現を削除し、「機器の操作に不安なく安心して」に文言を訂正する。他に何か気がついた点はあるか。 (2)①の中に、「周知する」という表現が重複して使用されている。ここの表現を整理したいと考える。 (事務局) 子どもたちに啓発をする、と言う表現を用いるのはこの場合の言い回しとしていかがか。 (委員) あまり子どもに対して、「啓発」と言う表現は使用しないと考えられる。「長期休業期間における職場体験的なもの」となっているが、「職場体験的な活動」に変えてみたらどうか。 (委員) 職場体験的という表現を用いていると言うことは、職場体験以外のいろいろなものが含まれているのか。 (事務局) 中学生が行う職場体験では実際に貸出カウンターに入り実践的な体験をしてもらっているが、小学生の場合にはあくまでも職場見学の域に留まっている。 (委員) 学生向けのボランティア体験というのは、対象に高校生や大学生も含むということになるのか。 (事務局) 小学生・中学生・高校生・大学生と広く対象とすることも考えられる。ただし、現状では高校生・大学生に関してはあまり連携できていない部分もあるので、今後の課題としていきたい。 (委員) 小学生に向けたものとしては一日図書館員のようなものを指しているのか。 (事務局) それ以外にも、ボランティア活動の一つを体験してもらうということも考えられる。 (委員長) ここで指しているのは図書館司書としての体験というよりは、ボランティア体験に主眼を置いているのではないのか。となれば、「長期休業期間における学生向けボランティア体験の実施」と表記するべきでは。学生と言うのは、大学生までをも含むものと考えるのか。 (委員) 一般的な学生という言葉の意味として、小中学生は含まれないと考える。特に小学生を含めてそのような呼称を使うことは無い。 (事務局) 「学生向けの」という文言を外してしまっても十分に意図は伝わるのでは。 (委員長) この部分は、「学校の長期休業期間におけるボランティア体験の実施」と訂正すれば、小学生から大学生までを対象として含めるということが伝わるのでは。 (委員) (2)①の文章そのものが長く、何を伝えたいのかが判り難くなっている。 (委員) 結びの部分、「図書館が主体となって広く市民に対しても」に変えるのはどうか。 (委員長) 「図書館が主体となってボランティア活動について広く市民に対して周知を図る。また、学校の…」という様に、文章を分けてはどうか。このことで、学生に対しては、ボランティア体験をしたり、図書館を支えているボランティアの存在を伝えていくということにならないだろうか。 (事務局) ここの一番大きな項目の(2)のタイトルが「関係組織間との連携に基づいて」となっているので、図書館が主体となって市民にお知らせをしていくのはもちろんであるが、学校や福祉施設と一体となって取組みをする、というところも押さえていただきたい。 (委員) このように整理をしてみてはどうか。 ①学校の長期休業期間におけるボランティア体験の実施。 ②各学校と連携し、多くのボランティアの方々が図書館サービスを支えていることを小中学生に伝える。 (委員長) (2)①については、このように分割し、②を③とする伊藤委員の案で異議はないか。無いようであれば、この他に何かご意見はあるか。 (委員) 新しく(2)③となる中に、「ボランティア活動をしている方にとってのモチベーション維持にも繋がるサービス」とあるが、モチベーション維持とはどういうことなのかが判り難い。活動の対価として報酬があることなのか、それとも活動そのものに意義を見出せるようなサービスとか、そういう表現の方が、ボランティアを実際に行っている方にはしっくりと来るのではないだろうか。 (委員長) 図書館の展示スペース等を活用して、一般の方の目に触れる機会のないボランティアの方々の活動を「見える化」して広く利用者にお伝えしていくことなどにより、意義の向上につながるのではないか。 (委員) 図書館の整架や、図書の修理の方等の活動を知っていただくことはとても意味がある。 (委員) 答申全体で使用されている「サービス」という言葉は、図書館サービスのことなのか、利用支援サービスのことなのか、棲み分けが曖昧になっているような気がする。(2)のタイトルの中で謳われている「関係組織との連携に基づいたサービス」、というのは図書館サービスのことを指しているのだろうか。 (委員長) 利用支援サービスである。 (委員) (2)③の中で使用されている、サービスは漠然としていてどちらを指すのか判断がつかない。 (委員長) 図書館サービスの中に利用支援サービスがあると考えると、(2)③の中で用いられている「モチベーションの維持にも繋がるサービス」とは誰に対するサービスになるのか。ボランティアに対しての、と理解しているが。誤解を招きやすい表現となっているのであれば、サービスという言葉を使用しないほうが良いと考える。 (委員) ここは「工夫をする」、という言い換えも可能である。 (事務局) 前回、第3回の会議の際にご意見をいただいている。例えばなかなか人の目に触れる機会の無い本の修理のボランティアの方の姿を実際に見せることで、子どもたちが本を大切に扱うようになるという意味では有意義である。この他、音訳の事業を見てもらうことは貴重な体験である。また、ボランティアの方々に学校に出向いてもらって出前授業を行っていただく、などといった内容であった。このあたりの内容を含めてサービス全般として捉えていただいても良いと思う。 (委員) 「ボランティア活動の様子を広く市民に対し周知することで、ボランティアをする人が働きがいのある環境を工夫する」、という表現ではどうであろうか。 (委員長) ここに具体的な例を挙げなくても良いか。例えば、本の修理や整架など、ボランティアの方の活動について触れるとか。 (委員) 新聞のクリッピングの活動も目に触れる機会の無いボランティア活動である。四つくらい並べても良いのではないか。 (委員) 全てを書き並べるよりも、代表的な一番見えにくい部分を前面に出していく方が良い。 (委員長) その様な表現に留めつつ、全てのボランティアが網羅されるような手立てを図書館が工夫をしていただく、ということでよろしいか。活動の様子を写真に撮って、パネル展示などをしていくのも良いと思われる。 (委員) 1年に1度くらいは、修理の必要な本などを図書館内で展示を行っているはずである。ただ、関心の無い方は素通りをしてしまっているのが現実であろう。 (委員長) 図書館ボランティア月間などとして、市民の方にインパクトのある催しを企画してもらうのも良いと思う。新しい方がボランティアに参加するようなきっかけ作りとなるかもしれない。 (委員) ホームページも折角新しくなったので、その中にボランティアコーナーを充実させていってほしい。活動の様子を動画にして、その中に格納しておいて貰えると、昨年配布したタブレットを使用しながら学校の授業の中でも取り上げやすくなる。 (委員) 新ホームページは運用上融通が利くように変わったのか。 (事務局) 新しいホームページが稼動し始めたのが昨日ということもあり、運用環境の詳細については把握しきれていない部分もある。過去に委員の方々よりいただいたご意見を参考にしながら、仕様検討を進めてきたが、今後もホームページの運用については引き続き検討のうえ、より充実をさせていきたいと考えている。 (委員) 答申の文章の整理をお願いする。 (委員長) (2)③については、「図書の修理や整架等ボランティア活動の様子を広く市民に周知することにより、ボランティアをする方々が働きがいのある環境づくりを工夫する。」ということでいかがか。本の修理と整架については、図書館を利用する人全てに関わるボランティア活動であるが、それが誰の目にも触れることが無い、という意味で代表的なものとして明記していく。この他、何か意見はあるか。 無いようであれば、本日いただいた意見等を加味して、最終的に委員長・副委員長で取りまとめ、図書館長に答申するということでよろしいか。 <異議なし の声> (委員長) 続いて、議題の2、その他について、事務局より説明をお願いしたい。 (事務局) 議題の2、その他の事項について説明する。その他は2件。 1件目。次年度以降の図書館協議会について。本協議会委員の皆様については2年間の任期となり、今回を以て平成31年度・令和2年度の予定されている協議会は終了となる。委員の皆様には、この2年間、図書館運営に様々なご意見・ご協力をいただき厚くお礼を申し上げる。令和3年度・4年度の図書館協議会の実施回数等については、現在予算が成立しておらず未定であるが、今年度よりも様々な案件があることからも、綿密に実施していく必要があると考えている。市民公募委員の募集については、1月15日号広報と図書館ホームページにて募集を行い、5件の応募をいただいている。今後、選考を実施したうえ、ご応募いただいた方へ結果の通知をしていく。市民公募委員以外の委員の方々については、今後事務局より個別にご連絡をさせていただく予定である。 2件目。図書館システムの更新について。昨日2月3日水曜日より、新図書館システムの稼動を開始した。更新にあたっては、過去に協議会でいただいたご意見を参考に機能要件の検討を行い、学校図書館システムとの連携、図書館内でのWi-Fiサービスの開始、機器を所持していない方も電子図書館サービスを利用いただけるよう端末貸出サービスを開始するなどしている。 この他、資料番号は付していないが、次第に記載した資料を配布しているのでご確認願いたい。ご説明は以上である。 (委員長) 事務局からの説明に対し、何か質問はあるか。無ければ、令和2年度第4回狛江市立図書館協議会を閉会する。以上を以て、平成31年度・令和2年度の図書館協議会を終了する。2年間ご協力をいただきお礼を申し上げる。 |