(事務局)
定刻になったので、ただいまより令和6年度第5回狛江市立図書館協議会を開催する。
議事進行については、狛江市図書館協議会規則第4条第4項の規定に基づき、小刀稱委員長にお願いする。
(委員長)
それでは、議題1「諮問について~こまえ電子図書館の利用促進について~」、事務局から説明をお願いする。
(事務局)
資料1が、前回の協議会で御指摘いただいたところを修正した答申書案である。
2ページ目、網掛け部分が修正した箇所で、分かりにくいというご指摘を踏まえ、表現をシンプルにしている。また、「戦略」という文言のイメージに関するご意見をいただいたため、その言葉を省き、文章を整えている。
この内容でよければ、最終的な答申書として決定いただければと思う。
(委員長)
何か質問等はあるか。皆さんから特に御意見等がなければ、私からお聞きしたい。前回言えば良かったが、2ページ目に「なかなか図書館に足を運ぶことができないビジネスパーソン」という記載があるが、何歳ぐらいを想定しているのか。1ページの「はじめに~こまえ電子図書館の概要について~」では、利用の多い年齢層として、「40~49歳が17.9%、50歳~59歳が16.0%」と表現されており、その点と整合性が合うのか気になった。
(事務局)
ビジネスパーソンとしては、40~59歳の方を想定している。電子図書館の利用が多い層に対して、引き続きアプローチをしていくという意味となる。
(委員長)
承知した。他にはいかがか。特になければ、この内容で図書館長に対して答申を行うことといたしたい。
それでは、続いて議題の2「第四次狛江市子ども読書活動推進計画取組状況について」、事務局からお願いする。
(事務局)
資料2に基づき説明する。「第四次狛江市子ども読書活動推進計画(令和4年度~令和8年度)」の取組状況について、関係各課に調査を行い、その結果をまとめたものである。中央図書館臨時窓口への移転、新型コロナウイルス感染症の5類移行等、計画当初より状況の変化はあるが、概ね順調に取組を継続している。資料2ページ目「(4)保育園における読書活動の充実」では、今年度から一部の園ではあるが、図書係を中心に読書活動の推進、また図鑑の寄付を受けて子どもたちの興味関心を深めた等の取組について報告があった。
引き続き、各関係機関に取組をお願いし、子ども読書活動推進計画を進めていく。
(委員長)
事務局より説明が終わったが、何かご質問等はあるか。
(委員)
図書館の取組について、令和6年度は中央図書館が臨時窓口に移ったことで縮小、またはできなかった取組等があるかと思うが、令和7年11月に開館する「こまえみライブラリー」では、そうした取組や事業が実施できるようになるのか。また、子どもたちのイベントや施設見学等を令和7年度に実施していただくことができるのか、2点質問する。
(事務局)
こまえみライブラリーの開設に伴い、児童書は従来の開架数に戻る。新しくなる「こまえみらいテラス」や「こまえみライブラリー」に、子どもたちが親しみを持って気軽に足を運んでもらうためにも、子ども向けのイベントについては力を注いでいきたいと考えている。
また、現在の臨時窓口は狭く、子どもたちから好評な職場体験や夏休みの事業が実施できない状態である。令和7年の夏休みもまだ臨時窓口のため実施できないが、子どもたちがお休みの時期に、図書館に来てワクワクするようなイベントを考えていきたい。
(委員)
どうしても狭い施設の中に大人もお子さんもいるという環境で、集中できないという利用者のご意見も耳に入ってくる。
(事務局)
おはなし会を実施している時には、閲覧席の大人の利用者も気になってしまうようなので、読み手の方も声のトーンを気にしていただいている。どうしても狭い場所ではあるが、おはなし会の場があるということでお子さんはとても楽しみにしているので、お互いに理解し合いながら共存できる環境をつくっていければと思う。
今まで「おはなし会を実施しています」という掲示は出していたが、閲覧席で静かに本を読んでいる大人含めて、地域みんなで子育てをしていきましょうという意識を持っていただけるような趣旨の掲示も併せて行おうと考えている。
(委員長)
他のご意見やご質問等はいかがか。
(委員)
保育園で職員による図書係を作るという取組はとても良いと思う。元々絵本は置いてあるとは思うが、保育園や幼稚園に図書室をつくろうという動きがあるという話を聞いたことがある。園児の目に触れる形で園内で本の貸出ができるようにしようという話が全国的に少し出てきているらしい。狛江市の保育園の取組として、絵本が豊富に置けるように市としても支援していただきたいと思う。
また、保育園は具体的な取組内容を記載しているが、学校の方は「努めています」という表現になってしまっている。具体的にどうなっているのか、進捗状況が伝わるような書き方や、全体として課題があるのであればその課題を今後はきちんと記載してもらえると良いと思う。
(委員)
2ページ目に「ブックスタートを経て、その後の読み聞かせ活動を継続して実践できるよう、家庭での取組を支援するフォローアップ事業のあり方について検証します」と記載されているが、フォローアップ事業としては何か具体化している段階なのか。
(事務局)
検証自体は現時点でできていない。ブックスタートだけで終わらせないで、どうやって家庭で継続してもらうかという点については、担当者内でも話し合っているところだが、なかなか良いアイディアが出てこないのが現状である。もし良いお知恵があればぜひ教えていただけると助かる。
(委員)
4ページに「学校司書と連携を図り~」とあるが、読書活動を推進するということは学校司書だけではできないことで、司書教諭としてはどう携わっているのかなと感じた。もちろん学校担任と兼任のため専任ではないが、その学校の子どもたちの読書力を向上させるためにも、司書教諭がコーディネートする役割を担い、学校としてどうするのかという点をしっかりと位置付ける必要があると感じた。
(委員)
私は学校図書館連絡協議会にも担当として出ているが、協議会には各学校の司書と司書教諭が参加している。その場では、子どもたちにどのように本に親しんでもらうか話し合っている。どこの学校でも、学校司書と司書教諭とで年間計画の中で、子どもたちの読書推進のためのイベントや、子どもたちへのアピールを考えている。ビブリオバトルの提案があったり、高学年が低学年に対して読み聞かせをしたり、各学校間では情報共有をしながら、学校としてやれることはやっている状況ではある。
(委員)
「第四次子ども読書活動推進計画」策定の際に、保育園は計画の中に言葉として入ってくるが幼稚園は入ってこないという意見があった。それを踏まえ、幼稚園にもアプローチをしていくという議論があったと記憶しているが、成果の方にはやはり幼稚園が出てこないのは残念である。
また、5ページ目の令和6年度の取組内容で、違う項目でも同じような回答内容になっている箇所がある他、設問に対する回答になっていないものも見受けられる。
(事務局)
記載内容については、事務局から記載方法等の取り決めを事前に周知できていなかった部分があるため、次年度は取組内容を具体的に表記するように統一を図っていきたい。各学校ごとに回答していただくのか検討は必要だが、こちらでフォーマットのようなものを事前に作成し展開するような方法も含めて検討していきたい。
(委員)
全国学校図書館協議会が作成している学校図書館評価基準があるので、そちらを参考にしても良いかもしれない。
(委員)
所管が「小・中学校、指導室」と記載されているものは、すべて指導室が回答しているのか。
(事務局)
小・中学校における読書については、指導室が所管しているため、指導室で回答してもらっている。
(委員)
子どもが小学校に通っている親としては、こういった計画はいろいろな取組を進める推進力になっていかなければならないと考えている。
私自身、年数回程度ではあるが、学校ボランティアで図書サークルに入っており、蔵書点検を司書の先生と手伝う等の活動を行っている。その際、司書の先生と話す機会はあるが、先生としてはやりたいことがいろいろあるような印象を受けているが、予算等の兼ね合いもあり、なかなか難しい状況のようではある。
これまでの議論を聞いていて感じるのは、調査のための調査をやっているような印象を受ける。所管というのは、本来当事者意識をもっと持つべきである。現場との連携も含めて、取組をしっかりと進められるようにしていただきたいと思う。
(委員長)
こういう調査内容をまとめたものだと、どうしても形を整えるような表現方法になりがちにはなると思う。
(委員)
現場でもいろいろと取り組んでいるのだと思うのだが、内容に具体性が伴っていないように感じる。
(委員)
すべての学校ごとの取組をそれぞれ事細かく書けない部分もあり、総論的に表記するしかない部分もあるかとは推察するが、もう少し現場の具体的な取組を記載していただきたい。
(委員)
指導室が各学校ごとにコンタクトを取って報告を作成するのであれば、わざわざ指導室がまとめなくても、学校司書が直接書いたものをそのまま掲載しても良いのではないか。
(事務局)
図書館としては、所管部署を飛び越えて依頼する訳にはいかないので、小・中学校であれば指導室を通して依頼をさせていただいているところである。
(委員)
「資料の収集に努めた」と記載されている箇所があるが、例えば令和6年度は何冊の資料を購入したのか等、数値で表せるものは具体的な数値で表現することで、進捗状況がより分かりやすく見えてくると思う。ぜひそのような形の記載をお願いをしていただきたい。
(委員長)
学校は学校で文部科学省からの読書活動の推進プログラム等に基づき、それぞれしっかり取り組んでいると思う。ただ、このフォーマットと実際に学校の中で取り組んでいる具体的な内容とが上手く噛み合っていないように感じる。学校で取り組んでいる具体的な取組内容が、この取組状況シートに盛り込めるようにしていただきたい。各学校への調査を含め、指導室としては指導室としての役割を担っているのだとは思うが、皆さんが分かるようには反映されていないのだと思う。
現状、お役所的な型通りの書き方になってしまっているので、もう少し書き方の工夫をお願いしたい。
(事務局)
「第四次狛江市子ども読書活動推進計画」としては、令和8年度まで計画期間となるため、次年度以降の進捗管理にあたっては、今回頂戴した意見を踏まえて工夫していきたい。
(委員)
まだ令和6年度中ではあるので、各学校の数値情報等を盛り込むことは可能ではないか。修正できるところは修正していただきたい。
(事務局)
できなくはないとは思うが、年度末に向けて指導室も本来業務がかなり立て込んでいる状況の中で、さらなる業務負担をかけることになるため、どこまで対応できるのかを考えると難しいと感じる。
(委員)
指導室に対して依頼をしているため、恐らく指導室としてやっていること、各学校にお願いをしていることを回答しているのだと思う。来年度に向けて、各学校の実際の取組を載せると分かりやすいという意見が出ていたということをお話ししていただければ、指導室としての取組、各学校での取組が可視化され、もっと分かりやすくなると思う。
(事務局)
今回、図書館協議会で出た意見については、指導室にも事前に伝えた上で、次年度の調査に臨みたい。
(委員)
8ページの「特別な配慮を必要とする青少年とその保護者への読書支援」の中に「外国語の絵本等の各種資料の収集等に努めた」とあるが、具体的な冊数や利用頻度等の記載を盛り込めば分かりやすいと思う。図書館の所管ではあるが、修正することは可能か。
(事務局)
「特別な配慮を必要とする」とある中で、外国語を本当に必要としている人が借りているのか、外国語を勉強したい人が借りているのかまでは、こちらでも把握はできないのが実情ではある。ただ、冊数等はシステム等で調べれば分かると思うので、内容を確認の上、盛り込みたい。
(委員長)
他に御意見等はいかがか。特に無ければ、本日出された各委員の意見をもとに、修正できる箇所は修正しつつ、次年度に向けた改善をお願いする。
それでは、続いて議題の3「その他について」、事務局からお願いする。
(事務局)
今回で、今年度の図書館協議会が終了となる。1年間お力添えをいただき感謝申し上げる。来年度についても、御協力いただける委員の方については、引き続き可能な範囲でご協力をお願いしたい。
なお、令和7年11月に市民センター図書コーナー、令和8年10月に新設図書館が開館する等、ここ1~2年で狛江市の図書館を取り巻く環境は激変していくこととなる。来年度、どういった諮問をするかはこれからまた検討させていただくが、引き続き皆さんのご意見・ご協力を賜れればと思う。
(委員長)
他にご質問等はあるか。
特に無ければ、以上をもって令和6年度第5回狛江市立図書館協議会を閉会する。
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