1 日時

令和6年2月1日木曜日 午後6時00分から午後6時25分

2 場所

狛江市役所 防災センター402・403会議室

3 出席者

委員   小刀稱進、田揚江里、小林年春、ガリドディアス智恵子、池上久美子

     中川信子、佐藤江美、川口るり子、佐藤幸代、辻勘助

事務局  細川館長 山村副主幹、藤井主査、相川主任、葛西主任、平澤主事

4 欠席

なし

5 議題

 (1)諮問について

    ~図書館と各図書室の連携について

 (2) その他

6 提出資料

(1)答申(案) (資料1)

(2)狛江市新図書館整備基本設計委託 基本設計説明書 (資料2)

7 会議内容

(事務局)

 ただいまより、令和5年度第5回狛江市立図書館協議会を開催する。まず初めに、事前に郵送した資料と併せ、本日机上に置かせていただいた資料の確認を行う。 

 本日の次第

 1 図書館と各図書室の連携について(答申・案)(資料1)

 また、次第に記載の資料「とうきょうの社会教育 №150」を机上に置いてあるので後ほどご確認いただきたい。では、資料に過不足等無ければお手元にお配りした次第に沿って進行するが、議事進行については、狛江市立図書館協議会規則第4条第4項の規程に基づき、小刀稱委員長にお願いいたしたい。

(委員長)

 それでは、議題の1、諮問について、事務局より説明をお願いする。

(事務局)

 議題の1、諮問について説明をする。資料1をご覧いただきたい。こちらは、前回お示しした答申の案に、前回の協議会で皆様からいただいたご意見等を基に修正を加えたものである。では主な修正点を説明する。「地域の課題や情報等の収集と活用について」。こちらは題名を「収集について」から「収集と活用について」に修正した。「図書館・図書室での取組の充実について」。こちらも題名を「取組について」から「取組の充実について」に修正した。また、2ページの一番上、「高度なレファレンスに組織的に対応するための条件整備」と具体的な取組内容を追記した。「災害時からの復旧対応と図書サービスの再開について」。こちらも題名を「復旧対応について」から「復旧対応と図書サービスの再開について」と修正した。また、誰に対して何をするのかが見えにくいといったご意見を踏まえ、4行目の末尾から「避難者への図書サービス提供や、災害復旧後の避難者用スペース閉鎖時における対応等ついて」と具体的な内容と、7行目の「また」以降の記載を追記した。

 「【付帯意見】地域や世代の課題解決に資する取組ついて」。こちらは前回の協議会でご意見をいただき、本来の図書館サービスとは少し離れた位置づけであるため、説明や補記をすると説明していたが、これを踏まえ付帯意見として別建てにして記載している。

 この他、各施設の概要があった方がより分かりやすいとのご意見を踏まえ、3頁目に【参考】として施設概要、令和5年度時点の人員体制、図書館からの運営支援といった項目について記載した。

 以上、説明した本答申案について、本日皆様にご確認いただいたうえで、問題点がなければ当協議会より答申をいただきたいと考える。説明は以上である。

(委員長)

 事務局から表題を含め何点か修正を加えた点について説明を受けた。この内容を皆様にお諮りしたうえで、問題が無ければ答申をしたいと思う。ご意見等や質問などあれば挙げていただきたい。

(委員)

 「災害時からの復旧対応と図書サービスの再開について」5行目の「災害復旧後の避難者用スペース閉鎖時における対応等」については、何のことを指しているのかイメージが沸かなかった。ご説明をいただきたい。

(事務局)

 この点についての質問は前回の協議会でも出ていたが、図書館・図書室スペースを避難者が寝泊まりするような場所として使用した後、災害復旧が進みその場所に避難する必要が無くなった際に避難者用スペースとしては閉鎖し、元通りの図書館・図書室としての形態に戻す場合を想定したものである。

(委員)

 了解した。

(委員長)

 ここは前回も取り挙げられていた点でもあるので、これでご理解をいただけたと考える。

(委員)

 3ページ参考①各図書室の施設概要の中で西河原公民館図書室の開設年月日についてであるが、平成18年となっているが、これは西河原が公民館になって図書館ではなくなった年と言う理解で良いのか。西河原にはもっとずっと前から図書室があったと記憶している。西河原公民館が建ったのが平成6年と記憶する。組織の改編の関係で整理されたのが平成18年なのか気になったので確認をしてみた。

(事務局)

 確か、学習情報室という名称であった。これが名称変更で図書室に変わったと思われる。

(事務局)

 毎年お配りしている事業報告書の最終ページに記載されている開設年月日が平成18年8月11日となってる。もともと前身となるものがあって名称変更が行われたのがこの日付で、これより以前に図書サービスは開始されていたという可能性はある。この場ではっきりとした回答が出来ずお詫び申し上げる。

(委員長)

 後日確認をしていただきたい。

(委員)

 3ページ参考②人員体制 西河原公民館図書室は、職員6名は会計年度任用職員の方で、その他、公民館長及び職員5名が在籍とあるが、ここで指す職員というのは市の正規職員という理解で良いのか。

(事務局)

 市の正規職員と市の会計年度任用職員の両方がいる。第2回図書館協議会において配布した資料でも一度お示ししているが、公民館図書室専属の職員が6名で、うち常時1~2名で勤務し、この他公民館全体の事務的な役割として公民館長及び、市の正規職員、会計年度任用職員が配置されている。

(委員)

 承知した。各地域センター図書室についても同様の捉え方で良いということでよろしいか。

(事務局)

 仰る通りである。

(副委員長)

 3ページ参考③図書館からの運営支援 各図書室での本の配置について、市内で共通したシステムで行われているものなのか。

(事務局)

 分類記号や排架のことでよろしいか。基本的にはNDCに従っているが、中央図書館では一部図書の別置をしたり、3桁表記と4桁表記が混在した形で管理を行っている。取扱いについては各地域センター図書室でも同様であると考えている。基本的にはNDCによる管理を行っている。

(委員)

 絵本の排架であるが、出版社別に行っているところや、絵本作家ごとに排架されているところが混在している。これを狛江市内の図書館・図書室で統一していただくことは可能であるのか。それぞれの館独自の運用となっているのか。

(事務局)

 基本的には各図書室ごとの考え方に基づいてもらっている。中央図書館では絵本作家別の五十音順で排架を行っている。各図書室においては、地域ごとのニーズに応じて運用してもらっている現状である。中央図書館方式へ統一することについては、既にこの方法で慣れ親しんでいる利用者も多く、変更を強いることで図書室側にとっても混乱が生じる可能性も低くないと思われる。

(委員長)

 他に何かご意見等はあるか。

(委員)

 「付帯意見」に関して、これは答申であるので踏み込んだ具体的な内容まで触れるものではないというのは重々承知の上で伺うが、委員である我々は議論を通して参加している中で、居場所づくりといった部分がかなり取り上げられて話し合われてきたため、その部分を答申に落とし込んで貰えているものと理解している。しかしながら、この答申を読んだだけでは、読んだ方が実際に議論をしていた場での内容のイメージが沸くものなのか、という懸念が生じた。このままの形であると、一般の方が読んでも曖昧でぼやけた理解にしか繋がらない気がする。何か具体的な話を盛り込むことで、捉える側のイメージが一気に膨らむのではないかと考えるがいかがか。

(事務局)

 仰っていただいたように、あくまでも協議会の皆様がまとめていただき図書館長へ諮問の内容を答申するというものであり、具体的な部分を書き過ぎてしまうと膨大な分量になってしまうおそれがある。ご指摘のとおり何も知らない人がこれだけを見て、議論していた内容を理解できるのかという疑問は確かにある。答申の内容を公表する際には、図書館協議会の議事録も公開しているので、こういう議論の結果このような結論が導かれた、というところを見て貰えれば良いのではないか、と考えている。

(委員)

 承知した。

(委員長)

 事務局より説明が終わった。この内容を本日皆様にお諮りしたうえで、問題がなければ答申をしたいと考えるがいかがか。ご意見等があればお申し出いただきたい。

 それでは、令和5年6月6日付け狛教教図発第000039号により諮問を受けたことについて、この内容のとおり答申する。

(事務局)

 承った。感謝を申し上げる。

(委員長)

 続いて、議題の2、その他について、事務局より説明をお願いしたい。

(事務局)

 議題の2、その他の事項について説明をする。全部で1件である。                                                                                                次年度の図書館協議会についてご説明する。本協議会委員の皆様については2年間の任期となり、今年度と来年度の2年間任命をさせていただいている。次年度の実施回数については予算成立前のためまだ確定していないが、第1回目の実施予定日のみ協議させていただきたい。令和6年度の第1回協議会について令和6年6月6日木曜日に実施したいところであるが委員の皆様のご都合はいかがか。既にご予定等あるようでしたらお知らせいただければ調整をさせていただく。開催日が近くなったら事務局より開催通知を送付する。また、予算成立の状況によっては別途調整させていただく可能性もあるので、ご承知おきいただきたい。ご説明は以上である。

(委員長)

 事務局より説明が終わった。何かご質問等はあるか。

(委員長)

 質問等がなければ、以上で令和5年度第5回狛江市立図書館協議会を閉会とする。なお、今回をもって、令和5年度の図書館協議会は終了となる。1年間ご協力いただき感謝申し上げる。