(事務局)
定刻になりましたので、ただいまより令和7年度第5回狛江市立図書館協議会を開催いたします。
狛江市立図書館協議会規則第5条第2項の規定に基づき、本日欠席の委員の方もおりますが、委員の過半数の出席があることから、この協議会は有効に成立しております。
なお、この会議は公開となっております。
まず初めに、事前にお届けしたものと、本日お配りしております資料等の確認をさせていただきます。
○令和7年度第5回狛江市立図書館協議会次第
○(資料1)図書館の災害対策について(答申)【案】
〇(資料2)第四次狛江市子ども読書活動推進計画取組状況シート
〇(資料3)令和8年度図書館協議会日程(案)
以上、過不足等ございますでしょうか。
それでは、お手元にお配りしております次第に沿って進行して参りますが、議事進行につきましては、狛江市立図書館協議会規則第4条第4項の規程に基づき、小刀稱委員長にお願いいたします。
(委員長)
それでは、議題の1について、事務局より説明をお願いします。
(事務局)
(資料1)をご覧ください。答申書案の最終になります。前回の議論を踏まえて、修正、加筆した箇所は赤字で表記しました。本文中「図書館」となっていた箇所を「狛江市立中央図書館」に、「利用者」「来館者」が混在していたところは「利用者」に統一しました。資料のデータ化についても、前回議論されましたので、守るべき資料のところに文章を追加しています。同じく2ページの上から6行目からはひとつの文が長いとのご指摘でしたので、句点で一度文章を終わらせ、接続詞で繋ぐ形にしました。これでよろしければ、答申書として決定していただければと思います。
説明は以上です。
(委員長)
事務局より説明が終わりました。皆さまのご意見をお願いいたします。
特になければ、これで答申書を館長に提出することいたします。皆様、お疲れ様でした。
では、続きまして議題の2について、事務局より説明をお願いします。
(事務局)
(資料2)をご覧ください。第四次狛江市子ども読書活動推進計画(令和4年度から令和8年度)の取組状況について、関係各課に調査を行い、その結果をまとめたものでございます。
今回、各課に回答を依頼するにあたり、昨年度皆様からご指摘がありましたので、より具体的に記載するよう依頼文を出しました。昨年度よりは若干、書き振りが具体化したかと思います。
図書館につきましては、昨年11月のこまえみライブラリーの開館により季節の展示やバリアフリー図書の「りんごの棚」、「YAコーナー」の設置や施設見学、職場体験など、臨時窓口1館ではできなかったことを開始、または再開することができ、取組みを推進する環境が整いました。また、(資料3)3ページ「保育園における読書活動の充実」として、絵本に出てくる食材を給食で提供するなど、読書活動を食育にも生かすユニークな取組みがなされているという報告がありました。
令和8年度が本計画の最終年になりますことから、引き続き、各課に取組みをお願いし、子ども読書活動推進計画を進め、第五次の計画に引き継げれば、と思っています。
説明は以上です。
(委員長)
事務局より説明が終わりました。何かご質問等はございますか。
(委員)
第四次狛江市子ども読書活動推進計画取組状況シートについて、途中経過のものもあるかと思いますが、各組織で実施した取組み内容は、お互いに共有されているのでしょうか。
(事務局)
はい。皆様にご覧いただいた後、各課に情報共有をする予定です。
(委員)
小中学校の読書活動の推進の部分ですが、昨年よりは少し具体的になってきていると感じます。昨年の秋に子どもたちの全国的な読書調査が出されていて、読書冊数が下がっているということを目にしました。冊数だけではなく、子どもたちがどのような本を読むのかということについても長編の本よりも図鑑や辞典等のような、すぐに目で見てわかる本が選ばれていることを知りました。
狛江市では、国語の教科書に単元ごとに推薦図書を掲載していますが、全国調査で明かされている子どもたちが実際に読んでいる本と1冊も被っていませんでした。
第四次狛江市子ども読書活動推進計画取組状況シートには、ハード面の充実は取り組まれていますが、子どもの読書の実態がどうなっているのかあまり見えてきません。そのため、実態がわかるような項目があるとよいと思います。
(事務局)
基本的に、第四次狛江市子ども読書活動推進計画取組状況シートの項目を変更するというのは比較検討ができなくなるという理由から致しかねます。項目を追加するとすれば、第五次の計画策定時になるかと思います。
(館長)
実態把握ということになると、最終的には全小中学生を対象にしたアンケートを行わなければ、結果としてまとめることはできないのではないかと思います。加えて、狛江市在住の小中学生の生徒全員が公立の小中学校に在籍しているわけではないので、私立の学校に通っている生徒の実態を調べるというのは、個別に郵送で調査票を送り、本人が協力していただけなければ我々は把握することができません。先ほどお話しいただいた全国調査も世の中には出回っていますが、調査方法がサンプリング調査である可能性が高いため、調査結果だけで日本の子どもは本を読まなくなっているという判断をするのは危険なのではないかと思います。
実態を明らかにすることは重要だとは思いますが、手法については非常に難しいと言わざるを得ないのが実情だと考えています。
(委員)
第四次狛江市子ども読書活動推進計画取組状況シートの項目を見てみると、読書するための環境を整えているということがわかるかと思いますが、狛江市の小中学校に通ってる子どもたちは、実際はどのような読書状況になっているのかが、この項目だけではよく見えないので、読書活動がわかるような項目を追加できないのでしょうか。本計画は子どもの読書活動がどうなっているのかということまで把握していかなくてはならないと考えていますので、例えばそれぞれの学校の多く読まれている本のランクを出すというようなことをできればよいと思います。
(館長)
そうすると、貸し出しの状況のデータをもって判断するというのが一つなのかもしれませんが、読書は必ずしも図書館、図書室で本を借りて読むのだけではなく、購入して読んでいるという実態もあります。購入分も含めて把握をしなければ、より実態を把握することには繋がらないと思います。図書館、図書室の利用実態を把握するということであれば、我々の持っているデータを活用するということでよいと思います。そういう意味で、私は全小中学生を対象にしたアンケート調査を行うというお話をさせていただきました。今日お示しした第四次狛江市子ども読書活動推進計画の取組み状況をご報告させていただいた中で、一つ問題提起をいただいたと理解をいたしますので、令和8年度に令和9年度以降の計画を策定する取組みを進めていくにあたり、あらかじめ狛江市の児童及び生徒の読書の実態はどうなっているのかということについて、例えばアンケート調査を実施して把握した上で、第五次計画を策定するといったような流れで検討する方が現実的ではないかなと思いますがいかがでしょうか。
(委員)
わかりました。
(事務局)
現行の計画を策定した際の資料を確認したところ、やはり各学校にアンケートとってますので、第五次計画を策定する際も実施する予定です。調査結果につきましても、ご報告を差し上げますので、皆さまにもご覧いただくことになるかと思いますので、よろしくお願いいたします。
(委員)
重箱の隅をつつくような指摘になってしまいますが、9ページ目の「4.地域における読書活動推進」の「(2)子どもと本をつなぐ活動に携わる人の育成」に記載のある講座の実施日時が令和8年3月となっていますが、令和7年3月の間違いでしょうか。
(館長)
大変申し訳ございません。今ご指摘いただいた箇所も含めまして、誤字脱字がこの他にも数多く存在している状況でございます。誤りの箇所につきましては、改めてチェックをさせていただきまして、最終的に取り扱いをさせていただきたいと思っております。
(委員長)
令和4年度から令和8年度までということで、コロナウイルスの影響もあったり、最近ではこまえみライブラリーが開館したりと、いくつかの変遷がありました。その中で、何か子どもの読書に関して目立った変化はありましたか。
(事務局)
コロナウイルスにおいては、本の消毒機を設置し、多くの方に利用していただけていたことから、コロナ禍であっても子どもたちが継続的に本を借りられていたという印象です。
今回こまえみライブラリーを開館するにあたり、臨時窓口という小さな空間であっても、細々とおはなし会も続け、小さいながらも児童書を置いていました。また、こまえみライブラリーが開館したことで、本がたくさん置かれていて嬉しいという声や図書館が広くなってよかったという声を聞いております。
(委員)
おはなし会の読み手として感じることですが、コロナ前と後でお母さんの様子が全く違うように思います。子ども同士や親同士の接触を一度避けてしまったことで、少し関係が希薄になってしまっている気がします。お母さん自身が他人と接触することをガードしている印象を受けます。
(事務局)
おはなし会について、コロナ前までは閉鎖した空間で集中して聞くという形でしたが、コロナを経てオープンな空間で実施することが通常となりました。おはなし会の形も少しずつ変化をしていると感じました。
(委員)
(資料2)の一番最初の「これから親になる方への絵本の読み聞かせ案内」は、どの程度参加がありましたか。
(事務局)
目標としては妊婦の方に案内をしたいところですが、まだできておらず、0~3歳向きのパンフレットを置き、ブックスタート時には配っているというのが現状です。妊婦の段階で、このパンフレットを持っていってもよいかとカウンター等で聞かれたときにはお渡しをしていますが、その対応のみとなっています。
(館長)
それと、現実問題として、狛江市在住の方、妊娠してどこの医療機関を受診するのかという実態を見たときに、市内に産科婦人科が現状ありません。加えて、市としても妊婦健診をしていません。昔はあいとぴあセンターで集団健診のようなことをしていたかと思いますが、現在はしていません。そのような集まる機会があれば、我々も出向き、絵本の読み聞かせ案内等を展開することもできると思いますが、現状発想が追い付いていない状況です。
(委員)
母子手帳を渡す際に読み聞かせ案内を配布するのはいかがでしょうか。
(館長)
そういった方法も有効だと思いますので、庁内の連携も含め、もう少し取組みを進めていかなければならないと思っています。
(委員長)
議題3その他について、事務局から何かありますか。
(事務局)
(資料3)をご覧ください。来年度の審議会の予定となります。先にも申し上げましたが、来年度は令和9年度からの第五次狛江市子ども読書活動推進計画につきまして、皆様にご意見を伺いながら策定する年となりますので、審議会の回数を6回としています。しかしながら、令和8年度の予算審議前でございますので、確定ではございません。この予定につきましても、あくまで予定でございますことをご承知おきください。皆様にはご負担をおかけしますが、会議へのご参加をよろしくお願いいたします。
以上です。
(委員長)
日程について今ご説明ありましたが、何かご質問ありましたらお願いいたします。
特にないみたいですので、他に事務局から何かありましたらお願いいたします。
(館長)
今年度は5回活動していただきまして、本日、令和7年度の答申をいただきました。お忙しい中、貴重なお時間を割いていただいて、ご議論いただきましたことをこの場をお借りいたしまして感謝申し上げます。ありがとうございました。
具体的には昨年の11月の1日に、長い時間を要しましたが、旧市民センターの施設改修が、終了いたしまして、こまえみライブラリー児童図書コーナーとして、リニューアルオープンをする運びとなりました。リニューアルオープン後3ヶ月が経過したところですが、非常に多くの方にお喜びをいただいておりまして、子連れの親子や家族でご利用いただいている状況も見受けられます。あとは公民館の方でリニューアルオープンに合わせて、新たに配置をしたスタディコーナーという自習室についても非常に好評をいただいておりまして、日によっては満席になりスタディコーナーが使えない中高生くらいの学生が、図書館側のフリースペースや図書館内のカウンターを利用していただいている状況です。そういった状況を日々見ていると、人それぞれ、上手に新しくでき上がった空間を使っていただけているなと嬉しく思っているところですが、図書館はこれから本番でございます。今のところ、大きな問題もなく、新設図書館建築工事は進んでおりまして、予定どおり今年の秋にはオープンをする運びになると思っております。立派な施設が整った以上は、そこで提供される市民サービスというものも、それ相応のものを提供させていただかないといけないと考えています。
今年度、図書館における災害対策ということで、もう一義的にはその資料をどのように守っていくのかというところついては、今年度ご議論いただく中でも、何度かお話をさせていただいた記憶がございますが、どこにも規定されていません。基準が存在しません。ただ、私ども図書館の実態といたしましては、毎年およそ1,700万円の予算を投じて図書館資料を新規購入しております。私どもの図書館の資料については、紛れもなく、市民の共有財産ということになります。これだけの膨大な量をどうやって守っていけばいいのか、どこにも基準がない中で、どういう考え方を整理しなければいけないのかというところで諮問をさせていただいた次第ですが、裏を返せば、諦める覚悟を持たせていただくための一つの根拠として、答申をいただきたかったというのが本音としてあります。
新設の図書館開館と併せて、図書館資料の保全保存も含めて、継続的に取組みを進めさせていただくことになるかと思います。
また、令和9年度から対象となる子ども読書活動推進計画の策定に関してのご議論をお願いをすることになりますので、引き続き皆様のお力添えをいただきながら、狛江市立中央図書館、こまえみライブラリー全体の適切な運営に努めて参りたいと思っておりますので、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。ありがとうございました。
(委員長)
では、これで、今期の図書館協議会は終了となります。皆様、ありがとうございました。
以上をもちまして令和7年度第5回狛江市立図書館協議会を閉会します。