令和4年度第9回公民館運営審議会会議録(令和5年3月14日開催)
令和4年度 第9回狛江市立公民館運営審議会会議録
1 日 時 令和5年3月14日(火)午後6時30分~8時
2 場 所 中央公民館 第4会議室
3 出席者 斎藤謙一委員長、都築完副委員長、長岡智寿子委員、長谷川まゆみ委員、
内海貴美委員、中野潔委員、深井秀造委員、細谷明美委員
事務局(浅井信治公民館長、刈田美江子副主幹(兼)事業係長、髙橋公平主事)
4 欠席者 小松香織委員
5 傍聴者 0名
6 配布資料 答申書~新しい生活様式を踏まえた狛江市立公民館事業のあり方について~
7 会議の結果
(1)諮問事項
・答申書~新しい生活様式を踏まえた狛江市立公民館事業のあり方について~について
事務局より資料に基づき説明
委員長:事務局から説明があったとおり、配付された答申書が最終版となる。特に意見がなければ、本日付けで答申ということになる。
委 員:今回の諮問は壮大で大変なテーマだったと思うが、よくここまでまとまったと思う。
委員長:前回の審議会で「スマートシティ」の話が出て、その内容が盛り込まれているので良い。また、ただデジタルに移行するだけというわけではなく、アナログの部分も残すといったニュアンスも含まれているので、前回よりもさらに良くなったと思う。
委員長:答申書の内容について、他に意見のある委員はいるか。
委員一同:異議なし
委員長:それでは、本答申書をもって、答申とさせていただく。
(2)その他について
委 員:公民館事業評価を実施できて改めて良かったと感じている。他市でも事業評価を導入しているところはあるが、継続できているのは少ない。本審議会ですでに2回実施できていることは、評価に値すると思う。
委員長:他市に関しては、枠組みだけあって実現できていない市がほとんどである。狛江市はすでに2回実施しているので、導入できていると言える。「令和4年度中央公民館のつどい」では、公民館運営審議会の取り組みについて、展示ブースで紹介したところである。本審議会を知ってもらう意味で、このような地道な取り組みが大切となる。
委 員:委員として2年間携わったが、公民館や本審議会の役割について、噛み砕いて分かりやすく説明し、より多くの市民に知ってもらうことが大切であると感じた。そうすれば、自然と公民館利用者も増えていくと考える。また、本審議会だけではなく、他部署がどのような審議会を抱えているかが一目で分かるような体系図があると、市民にとってより分かりやすくなると感じた。
委 員:「広報こまえ」に、公民館や本審議会の役割について掲載していただくというのも一つの手である。たとえば、最近「市議会だより」が刷新されたと思うが、「議員になった理由」や「議員の愛読書」等の紹介があり、その議員の人柄をよく理解することができた。同じように、公民館をもっと知ってもらうためにも、周知の工夫に注力していただきたい。
委 員:「公民館だより」をもっと充実させれば良い。カラー印刷にはなったが、中身自体はあまり変わっていないように感じる。
事務局:「市議会だより」は制作費を予算で確保しており、業者へ委託しているため、「公民館だより」を同じ質に並べることは難しいが、ご指摘のあったとおり、内容を充実できるよう努めたいと思う。また、市全体の審議会が分かるような周知については、関係部署に意見があった旨を伝えたいと思う。
委員長:公民館の周知やPRに関することについては、来年度以降に本審議会で議論しても良いと感じる。来年度以降は、市民センター改修が控えているので、その準備に関する公民館の周知は重要である。
委 員:市民センター改修後の公民館の運用方法や各施設の利用方法について、来年度以降に議論するのも良いと思う。
事務局:市民センター改修にあわせて、他部署とも団体登録や利用方法等の条件について現在検討しているところである。これらも踏まえて、来年度以降の諮問の内容については検討していきたいと考える。
委 員:市民センター改修中は、中央公民館が使用できないこととなる。利用者の活動の停滞を招かないためにも、学校施設や地域・地区センター等の公共施設との連携や、利用者への各施設の情報提供は重要となる。
委員長:公民館や学校教育課、社会教育課、地域活性課等、組織が縦割りとなってしまっているため、利用者からすると分かりにくい。こういった部分も、できるだけワンストップですべての手続きが完了できるような仕組みを構築できると良い。
委 員:個人的な見解だが、従来の公民館の利用者がいきなり学校施設を利用するのはあまり想像できない。それぐらい、市の組織が縦割りになってしまっているように感じる。
委員長:学校施設を利用するだけであれば、そこまで難易度のハードルを高く考えなくても良い。
事務局:補足であるが「狛江市立学校の施設の使用に関する条例」に、社会教育として使用できる学校施設の特別教室が規定されている。狛江第一小学校の音楽室、和泉小学校の会議室及び多目的プレイルーム、緑野小学校の多目的スペース及び第二音楽室、狛江第一中学校の和室、狛江第二中学校の特別活動室の計5校7部屋となっている。
委 員:利用できる学校施設が5校あることについては、知らない公民館利用者も多くいると思われる。市民センター改修中でも利用者が活動できるよう公民館からも適切に情報提供していただきたい。
委員長:学校施設を利用するにあたっての窓口は社会教育課となるが、改めて登録する必要はなく、すでに利用できる旨もあわせて、公民館利用者に知ってもらう必要がある。周知にあたっては、公民館と社会教育課がお互い連携しながら取り組むことが望ましい。
事務局:了解した。
委員長:それでは、令和4年度公民館運営審議会は本日をもって終了とする。来年度のスケジュールや、新体制については、4月中にまた事務局より各委員へ連絡いただくこととする。