令和3年度第7回公民館運営審議会会議録(令和3年11月30日開催)
令和3年度 第7回狛江市立公民館運営審議会会議録
1 日 時 令和3年11月30日(火)午後6時30分~7時45分
2 場 所 中央公民館 第4会議室
3 出席者 斎藤謙一委員長、長谷川まゆみ委員
内海貴美委員、都築完委員、中野潔委員、深井秀造委員、細谷明美委員
事務局(浅井信治公民館長、刈田美江子副主幹(兼)事業係長、髙橋公平主事)
4 欠席者 馬場信義副委員長、小松香織委員、長岡智寿子委員
5 傍聴者 1名
6 配布資料 資料1 グループワークとりまとめ
資料2 平成28年度中間答申用資料 公民館に関するアンケート調査結果
7 会議の結果
(1)報告事項 第2回市民センター改修ワークショップについて
事務局:10月31日(日)に、第2回市民センター改修ワークショップを開催した。グループワークの進め方やアンケートの結果等に関する様々な意見・質問が寄せられたため、グループワークを実施するまでに至らなかった。いただいた意見を踏まえ、次回12月12日(日)に開催予定の第3回市民センター改修ワークショップでは、もっと円滑に進められるよう努めたい。
委 員:東京都公民館連絡協議会委員部会が主催で、菅沼七三氏を講師に招いた第1回研修会が12月15日(水)に予定されている。「会場参加型」と「オンライン参加型」の2通りが用意されており、参加を希望する委員は、12月10日(金)までにお申し込みいただくようお願いする。また、12月11日(土)に、第58回東京都公民館研究大会第4課題別集会で配信される動画の収録が予定されており、新藤浩伸氏の講演会に出席する予定である。審議会へフィードバックできるものがあれば、これも情報共有させていただく。
(2)諮問事項 新しい生活様式を踏まえた公民館事業のあり方について
資料1に基づき、事務局より説明
委員長:グループワークに入る前に、意識を共通させておきたいのだが、答申内容を検討する上で、方向性といった抽象的な内容に留めておくのか、それとも、たとえば「Wi-Fi環境の整備」といったような具体的な意見にまで落とし込むのか、事前に決めておきたい。
事務局:答申するにあたっては、コンセプトとなる方向性をまず提示してから、その後に例として、もう少し具体的な事業や取組みについて記載できると良いと考えている。
委員長:了解した。それでは、前回に引続き、諮問事項についてのグループワークを実施する。
~約50分間のグループワークを実施 検討内容は別紙のとおり~
(以下、その他意見・質疑応答 等)
委員長:極端な話ではあるが、公民館職員が持つ資格や能力次第で、実現できる事業が変わってくるため、公民館の職員体制にまで話が及ぶ可能性もある。場合によっては、職員に研修を受講してもらい、知識や技術を身に着けてもらうことが必要となる場合もある。
委 員:仕事で民間企業と連携することがあるが、これからの5年間の経営計画に、何を重きとするかについて、「SDGs」としている企業を多く見かけた。たとえばSDGsの17項目のうち、10項目を経営の軸として取り組んでいる企業もあった。「新しい生活様式」と聞くと、まさにこのSDGsこそがテーマとして適していると私は考える。SDGsの中には、公民館事業にそぐわないものもあるとは思うが、17項目のうち、何項目かに絞って、それに関連する事業や講座を企画するというのも一つのやり方である。
委 員:SDGsをテーマに、公民館では事業を何か行っているか。
事務局:令和3年度に、国連WFP協会の講師を招き、「こまえ市民大学」でSDGsに関する講座を開講した。また、成人学習事業の「市民ゼミナール」においても連続講座を開講している。
委員長:公民館の立ち位置を改めて確認する必要があると思うので、次回の審議会までに、事務局で調べていただき、資料として提供いただきたい。
事務局:了解した。答申する上で、「公民館のあり方」等の方向性については、本諮問事項を検討する上で必要となると思うので、改めて確認を行う。また、そのようなコンセプトの部分については、答申書の冒頭部分で説明できれば良いと考えている。
委 員:公民館利用者を増やすためには、「裾野」を広げることが大事である。利用する人は利用するが、ほとんどの方が利用していないのが現状である。団体だけでなく、個人でも気軽に利用できるような環境が必要である。
委 員:7、8年前に狛江駅付近で、幅広い年代の方を対象に毎朝20人程度、「公民館はどこにあるか」について1か月間聞いてみたことがある。そうしたところ、回答者の約25%が「公民館を知らない」と答えており、非常に驚いた記憶がある。
委 員:私も委員になる前は、この審議会の存在を知らなかった。公民館をより良いものにするために検討を重ねている我々としては、審議会についてももっと市民に知ってもらいたいところである。
委 員:東野川に子どもだけが遊べるグランドがあるのだが、そこでは野球やサッカーでよく賑わっている。スポーツが得意で好きな子は、すぐに自分が楽しめる空間を見つけられると思うが、そうではない、たとえば、囲碁や将棋等が好きな子にとっては、なかなかそのような空間を見つけるのは難しい。様々な子どもたちがいると思うので、館内でできることに幅を持たせて運営した方が、より多くの子どもたちに利用してもらえると思う。そのためには、事業の開催時間や施設の貸出時間等に、工夫を加えることが必要である。
事務局:確かにそのとおりである。現在試行的に実施している「学習フリースペース」事業などが、公民館を知ってもらう良いきっかけとなることを事務局としても期待しているところである。
委員長:それでは、定刻も近付いてきたので、ここで会議を終了とする。今回いただいた意見については、事務局でまとめたものを、次回審議会にて資料として配付していただく。
事務局:第8回審議会は、令和3年12月14日(火)午後6時30分から第4会議室にて開催する。