令和4年度 第3回狛江市立公民館運営審議会会議録

 

1 日 時   令和4年6月28日(火)午後6時30分~8時

 

2 場 所   中央公民館 第4会議室

 

3 出席者     斎藤謙一委員長、長岡智寿子委員、長谷川まゆみ委員、内海貴美委員、中野潔委員、深井秀造委員、細谷明美委員

        事務局(浅井信治公民館長、刈田美江子副主幹(兼)事業係長、髙橋公平主事)

 

4 欠席者   都築完副委員長、小松香織委員

 

5 傍聴者   0名

 

6 配布資料  【資料1】 囲碁教室 公民館事業評価シート等
        【資料2】 市民ゼミナール 公民館事業評価シート等
        【資料3】 チャレンジ学級 公民館事業評価シート等
        【資料4】 日本語教室 公民館事業評価シート等
 

7 会議の結果

(1)審議事項

 1)「少年事業 子ども・初心者のための囲碁教室」、「成人学習事業 市民ゼミナール」の事業評価について

事務局より資料1、2に基づき説明

委員長:先ほど、「囲碁教室」及び「市民ゼミナール」の事業評価シートの前回からの修正点について事務局より説明があったが、異議はあるか。

委員一同:異議なし

委員長:それでは、両事業の事業評価については、資料1、2のとおり確定とする。

 2)「チャレンジ青年学級(チャレンジ学級)」の事業評価について

事務局より資料3に基づき説明

委 員:学級生の年齢層について教えてほしい。

事務局:40~50歳代が大部分を占めている。

委 員:「チャレンジ青年学級」に「青年」という言葉があったので、もっと若い方を想像していた。40~50歳となると、イメージとは大きく異なる。

事務局:そういった背景もあり、令和4年度から事業名を「チャレンジ青年学級」から「チャレンジ学級」に改めている。開校当初は、皆さん若かったが、同じ学級生が長期間変わらずにそのまま在籍しているため、現在では高めの年齢層となっている。

委 員:学級生の主な障がいの種別は何か。

事務局:学級生のほとんどが知的障がいの方である。

委 員:学級に参加することで、症状が改善したり、身体機能が向上したりすることはあるのか。

事務局:学級生の高齢化が進行していることから、身体機能の向上というよりは、維持することが目的となっている。

委員長:チャレンジ学級を担当する公民館職員の方は、福祉関連の資格を所持しているか。

事務局:過去に福祉関連の部署に在籍していたという異動経歴はあるが、資格については所持していない。

委 員:知的障がいの方が相手となると、ある程度専門的なスキルや知識が必要となる。学級の講師は特別な経験や資格を持っているか。

事務局:講師全員というわけではないが、特別支援学級に勤務している先生にご協力いただいている。

委 員:講師以外で、活動をサポートするボランティアの方々がいると思うが、毎回参加されているのか。

事務局:毎回というわけではないが、館外授業やクリスマス会といったイベントをする際は、できるだけ協力いただいている。

委 員:広報こまえの募集案内に、「実費負担あり」と記載があるが、これは毎回参加料をいただいているということか。

事務局:毎回というわけではなく、工作やクリスマス会、うどん作りといった活動の際に、その材料費や食材費等の実費分を学級生からいただいている。令和3年度については、新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴いイベントがほとんど中止となってしまったため、学級生からお金はいただいていない。

委 員:事業評価シートの参加者数には「延べ137人」との記載があるが、市内全体において、潜在的に対象者と成り得るのはどれぐらいいるのか。

事務局:資料が手元にないため正確な数値はお伝えできないが、市内全体の障がい者は、おおよそ2,000~2,500人程度で、その中でも知的障がい者は400~500人程度だと考えられる。

委 員:学級生は、他の障がい者施設や作業所にも通っているのか。

事務局:通っている方もいる。

委員長:「今後の課題」の記載内容を見る限り、本当に公民館職員で対応しきれるのか疑問である。講師の高齢化も進んでいるのか。年齢はどれぐらいか。

事務局:体育、音楽、工作の科目ごとにそれぞれ講師がおり、年齢にはばらつきがある。若い方で30代、一番年配の方は60代である。

委 員:学級生同士のコミュニケーションは見られるか。

事務局:学級生の性格によって異なる。よく話し掛けてくる学級生もいれば、あまり周りに興味を示さず、黙々と取り組んでいる学級生もいる。

委 員:事業評価シートの実施対象に「通級可能」との記載があるが、学級生のほとんどは障がいの程度が軽い方なのか。

事務局:一概には言えないが、生徒のほとんどが愛の手帳3~4度の方である。

委 員:学級生のさらなる高齢化が進み、身体機能の低下を含め、他にもいろいろと対応しなければならない問題が出てくる。今後そうなった場合に、何か対応策は考えているか。

事務局:高齢化の問題の対応策としては、まだ具体的に考えられていないため、「今後の課題」欄でも触れさせていただいているところである。

委員長:愛の手帳1~2度の方はいるか。

事務局:少数ではあるが、1、2名いる。

委員長:聞いた話ではあるが、チャレンジ青年学級の成り立ちは30年前までに遡り、当時は、今ほど障がい者の受け入れ先が市内に多くなかった。それを保護者たちが地域の課題として捉え、公民館に障がい者の居場所を作ろうとしたことがきっかけで、チャレンジ青年学級が開校した。そして、開校当時は青年だった学級生が、そのまま年齢を重ね40代、50代となり、学級全体が高齢化している。新しい学級生に入ってもらい新陳代謝を図りたいところではあるが、すでにできているコミュニティに別の人間が加わるというのは、障がいの有無に関係なく、非常に難しいことである。自閉症などの障がいを持つ方にとっては、さらに難しいと感じるのは言うまでもない。

委 員:新しい方が集まらない理由として、公民館としてはどう分析しているか。

事務局:開校当時と比べて障がい者施設としての受け入れ先が多様化していることが大きい。そういった施設の方が、障がい者向けのバリアフリーやサービス等が充実しているため、あえて公民館を選択する機会は少なくなってしまうと考えられる。

委 員:4月1日号広報こまえの募集案内で申込期日が「4月18日(月)まで」となっているが、この募集期間が終わった後の随時の参加申込については、受け付けているのか。

事務局:募集期間が過ぎた後でも、申込件数が「先着20名」の枠を超えない限り、受け付けている。

委 員:他の事業であれば、周知に注力すればある一定の成果として、新規参加者の増加が見込めるが、このチャレンジ学級については簡単な話ではない。障がいという特性もあり、なかなか難しいところである。

委員長:評価項目<居場所>の評価理由からも分かるとおり、目的の1つである障がい者の居場所づくりとしては機能していると言える。それでは、各評価項目について評価していきたい。まず<周知>であるが、 個人的には年に1回の広報こまえへの掲載は少ないと感じるがどうか。

委 員:年に1回というのはさすがに少ないと思うので、春夏秋冬のシーズンごとに年に4回広報こまえに掲載しても良いと感じる。

事務局:先ほどの話にもあったとおり、すでにできあがっている学級生のコミュニティの維持も重要なので、募集をする際はできるだけ慎重に行いたいと考えている。ただ、年に1回というのは確かに少ないので、まずは上半期4月、下半期10月の年2回といった形で、広報こまえの掲載回数を増やせるよう試みたい。

委員長:B評価は「現状維持・ある程度の成果が出ている」というのが一つの基準である。新しい学級生が参加していないという現状について、周知できているとは言い難い。極端な話であるが、既存の学級生については、案内がたとえ無かったとしても、そのまま継続して参加してもらえる。そういう意味では、C評価が妥当と考える。

委 員:確かに、B評価ではなくC評価が妥当である。ただ、事務局も言うとおり、このチャレンジ学級については、新規の方を増やせば良いというわけではない。たとえば、新しい学級生が自閉症の方だった場合、その学級生を受け入れるためには、職員やスタッフに専門的な知識・スキルが必要となる。公民館側の受け皿がなければ、せっかく参加していただいたにも関わらず、長続きせずに途中で来なくなってしまうケースも出て来る。音楽などを通じて、新しい仲間が既存のメンバーに溶け込むことができるようなカリキュラムを用意しておくことが重要である。

委員長:チャレンジ学級は、いつも同じメンバーでこれまで30年間行ってきたため、本人たちにとって新しいコミュニティを築くのは相当難しいと考えられる。学級生の周りにいる事務局や講師の方が、現状の体制を変えるなど、受け皿を事前に用意する必要がある。

委 員:評価理由に「問い合わせ自体は毎年2、3件ある」と記載があるが、その方々がどれぐらいの年齢層だったかについて知りたい。

事務局:後日担当者に確認する。

委 員:繰り返しとなるが、新しく若い方が入ってきた場合に、どのように現在の40代、50代のメンバーと共存させられるかについて考える必要がある。たとえば、年齢で学級クラスを分けるといった中身の工夫も必要である。

委 員:たとえば、年配の学級生に、新規の若い学級生のサポートや見守りの役割を与えるといった工夫を授業に取り入れることで、障がい者同士のコミュニティが形成される場合もある。

委員長:他の委員が言うように、学級を2、3クラスに分けて運営した方が、新規の方も参加しやすいと思う。

委 員:毎回参加者数は10名程度で、決して多いとは言えないところだが、本事業に関しては、単純に学級生数を増やせばいいというわけではない。具体的な人数の目標を立てて、その実現に向けて、どのように運営していくかを検討することが大切である。

委 員:チャレンジ学級は、障がい者手帳をお持ちの方が対象となるのか。

事務局:そのとおりである。具体的には、事業評価シートの「実施対象」欄に記載があるとおり、「市内在住・在勤の義務教育修了の障がいのある方で、通級可能で団体活動のできる方」を対象としている。

委員長:その対象の範囲だと、知的障がい者だけではなく、視覚障がい者や聴覚障がい者といった身体障がい者や、精神障がい者まで含まれる。障がいの種類の範囲が広すぎるため、職員体制としても運営していくのは非常に困難である。

委 員:公共施設である公民館としては、障がいの範囲を限定しない方が適しているとも言える。

事務局:現在、学級生は知的障がいの方のみであるが、確かに新しく学級生を募集する際は、障がいの種別を限定していないので、知的障がい以外の方がいつ入学してもおかしくない状況である。事務局としても、他市の実施状況等を参考としながら、障がいの範囲について改めて検討したいと思う。

委員長:それでは、<周知>について多数決を取りたいと思う。

多数決の上、B評価に決定

委員長:その他の各評価項目について連続して評価していきたい。次は<環境>であるが、令和3年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止を理由に、「塗り絵」や「間違い探し」といった在宅学級に切り替えたとのことである。コロナ禍でも活動を停止させることなく、在宅活動により継続させた点は、評価に値すると思うので、A評価で良いと考えるがどうか。

委員一同:異議なし

委員長:続いて、<満足度>についてはどうか。評価理由を見る限りは、少なくとも学級生は不満足ではないということは読み取れる。参加者のニーズを汲み取れれば良いが、それにも職員のスキルが必要となる。

事務局:他の事業の場合であれば、アンケートをとって満足度を把握できるが、本事業の場合はアンケートで学級生から回答を得ることが難しい。

委 員:学級生本人にアンケートをとることは難しいかもしれないが、その保護者を対象としたアンケートを試みたらどうか。一番近い存在である保護者であれば、本人たちの様子や態度の変化から満足度を把握することができる。

事務局:確かに、保護者向けにも現状アンケートをとっていないので、今後取り入れていきたいと思う。「今後の課題」欄にも記載しておく。

委員長:学級生の中にはチャレンジ学級自体には興味はなく、保護者から言われて通っているという方もいるかもしれない。自分が通うことで、保護者に喜んでもらえたり、褒めてもらえたりすることが、本人にとって充実感につながるのであれば、それが参加する目的となっている場合もある。そういう意味でも、保護者の存在は本人たちにとって重要である。<満足度>については、現時点で把握することで困難であるため、一旦B評価で留めておくということでどうか。

委員一同:異議なし

委員長:次に「今後の課題」である。「学級生の中で個人個人得意不得意が大きく異なるので、一緒に楽しめるものを見つけることが難しい。」と記載があるが、障がいの特性が異なる学級生たちが、一緒に楽しめるものを見つけるということは、非常に難しいことである。そのため、ここの表現はもう少し修正した方が良い。

委 員:確かに、無理に一括りにする必要はなく、「それぞれの個性を活かせるように工夫をする」といった意味合いに修正した方がよい。

委員長:また、他の記載内容についても「難しい」で締めくくってしまっている。確かに難しいというのは重々承知であるが、運営側のスキルや知識があれば、学級生の感想や希望を引き出す方法は必ずある。また、この記載内容を見る限り、大きな負担が担当者へ掛かっていないか心配である。周りの人間がサポートをする必要がある。

委 員:運営側の不安を解消するためにも、スタッフを集めた会議を開き、各々の困りごとや悩みを情報共有できる場を定期的に設けた方がよい。

委員長:チャレンジ学級についての事業評価については、現状の内容のままだと、適正な評価ができないように感じる。「今後の課題」や「総合評価」、各評価項目等の内容について、事務局と担当者でもう一度見直し、事業評価シートを修正いただきたい。そして次回の審議会で改めて評価したいと考えるが、いかがか。

委員一同:異議なし

事務局:承知した。次回の審議会までに事業評価シートを修正して、再度配付させていただく。

 3)「日本語教室」の事業評価について

事務局より、資料4に基づき説明

委員長:それでは、各評価項目について評価していきたい。まず評価項目<周知>についてであるが、事務局から説明があったとおり、毎年度新しい方に参加してもらえているということなので、これは周知ができていると言える。A評価で良いと思うのだがどうか。

委員一同:異議なし

委員長:つぎに評価項目<環境>についてであるが、「インターネットを活用したリモート授業やオンライン教材について導入」と記載があるが、これは具体的に何をしたのか。

事務局:Wi-Fiホームルータやタブレットを購入し、インターネットができる環境を整備した。

委員長:また、「子どもを幼児室で見守るスタッフが不足している」と記載があるが、このスタッフの役割は誰が担っているのか。外部に委託しているということか。またこれは喫緊の課題か。

事務局:外部に委託しているというわけではなく、日本語教室運営委員会の中で役割を決めて運営している。幸いにも、現在は生徒よりもスタッフの人数が多いので、子どもの見守りスタッフについてはそこまで喫緊の課題ではない。

委 員:実施対象者について、これは「市内在住・在学・在勤」と限定しているのか。

事務局:広報こまえ等で募集する際は、生徒が「外国から日本に来ている方で、言葉の問題で日常生活にお困りの方」、協力ボランティアが「日本語学習支援・国際交流に関心のある方」という条件で掲載している。また、委託仕様書上でも「外国人や外国在留が長く、日本語の学習を希望する市民及びその関係者」としており、市内に限定していないのが実情である。

委 員:参加者が多いときで20~30人程度になることもあると思うが、会場はどこで行っているのか。

事務局:西河原公民館の2階全体が会場である。具体的には、学習室Ⅰ~Ⅲ、和室、茶室、料理実習室、パソコン室を使用している。学習コースごとに生徒と指導ボランティアが各部屋に移動して授業を実施している。

委 員:学習コースごとというのは、国籍別に分けているということか。

事務局:国籍別ではなく、「会話クラス」や「受験クラス」、「低学年クラス」といった学習の目的に応じたコースで分かれている。

委員長:それでは、評価項目<環境>の評価を決定したいと思う。令和3年度に導入したWi-Fiの環境整備は、日本語教室にとって大きな進歩だと思うので、<環境>についてはA評価で良いと思うがどうか。

委員一同:異議なし

委員長:続いて、評価項目<満足度>について評価していきたい。

委 員:評価理由に「登録者のうち、約7割の方に年間を通じて参加していただいた」との記載があり、これは本当にすごいことである。

事務局:基本的に、「来る者を拒まず、去る者を追わず」の方針でやっているが、それでも継続者が多く、指導者もボランティアであるにも関わらず熱心に日本語学習支援に協力いただいている。このモチベーションを維持していただいているのは、事務局としても本当にありがたいことである。

委員長:公民館側の評価として、B評価としたのはなぜか。

事務局:教室内でこれまでアンケートをとったことがなく、客観性に乏しいと感じたためである。生徒にとっては、アンケートの日本語の理解や回答が困難であると考えられるため実施していなかった。アンケートについて、日本語教室の代表にも相談してみたところ、まずは指導者向けにアンケートを実施してみて、それで生徒の満足度や日頃の課題を抽出するのはどうかというご意見をいただいたところである。

委 員:<満足度>については、約7割のリピーターがいることを鑑みれば、私はA評価で問題ないと思う。アンケートについては令和4年度以降に実施してもらい、事業の改善に活かしていただきたい。

委員長:<満足度>について委員からA評価で良いとのご意見いただいたが、異議のある委員はいるか。

委 員:異議なし

委員長:続いて評価項目<達成度>であるが、コロナ禍を理由に館外授業やスピーチ大会といったイベントが中止となってしまったことから、公民館側はB評価としている。私個人としては、逆にコロナ禍でこういったイベントが中止になったにも関わらず、7割のリピーターがいたことは評価に値すると考える。他の委員からもご意見伺いたい。

委 員:日本語教室は、狛江市としても、外国籍の方にとっても、非常に重要な事業に位置付けられると考える。そういった意味でも、踏み込んだ良い評価にしても良いと思う。

委 員:指導者は全員ボランティアなのか。

事務局:そのとおりである。前述したが、公民館としては、土曜日の午後7時に無償で毎週来ていただくだけでも、本当にありがたいことであると感じている。

委員長:地域の方々が、地域の課題を解決に向けて取り組んでいる本事業は、公民館の原点であると言える。<達成度>もA評価で良いと思うがどうか。

委員一同:異議なし

委員長:最後の評価項目<居場所>について検討したい。参加されている外国籍の方々は、楽しそうにやっているか。

事務局:あくまで担当者の私見であるが、国籍関係なく、生徒同士仲良くしている印象である。また、生徒2人に指導者1人が担当するといった少人数体制で日本語学習に取り組んでいるため、お互い打ち解けやすく、生徒と指導者の信頼関係も厚いように見える。

委員長:先ほどの<達成度>と似た理由になってしまうが、<居場所>についても今後の将来性や期待を込めて、A評価としても良いと思うがどうか。

委 員:知り合いに日本語教室の生徒として参加しているネパール人の親子がいるが、とても楽しそうに日本語を学んでいる姿を見たことがある。二人の様子からも、きっと日本語教室が本人たちにとって、良い居場所やきっかけになっているのではないかと感じ取れたので、A評価にして良いと思う。

委員長:それでは、<居場所>もA評価とし、すべてをA評価とすることで、公民館にも事業の重要性を再認識してもらい、今後のさらなる改善に尽力していただきたいと思うがどうか。

委 員:異議なし

委員長:それでは、これをもって日本語教室の事業評価は終了とさせていただく。

(2)報告事項

 1)東京都公民館連絡協議会委員部会について

委 員:5月26日(木)に国分寺市本多公民館で開催された第2回委員部会に出席した。そこで、都公連に加盟している11市に向けて行われる調査「公民館に関する調査」の追加項目について検討がなされた。他市からはWi-Fi設備の設置状況や、コロナ禍での活動状況等に関する追加項目の意見が出た。加えて、10月1日(土)に開催を予定している令和4年度委員部会第1回研修会(案)の内容についても現在検討しているところである。明後日の30日(木)の第3回委員部会でも引き続き議論がなされると思うので、次回の審議会でまた報告させていただく。

 2)狛江市民センターを考える市民ワークショップについて

事務局:市民センター改修基本構想(案)、新図書館整備基本構想(案)の進捗状況を報告するため、5月29日(土)の午前10時及び午後2時の2回にかけて、中間報告会を実施した。参加者数は、午前の部は28名、午後の部は24名であった。進捗状況を報告した後は、質疑応答の時間を設けて、参加者からの質問を受けた。質問内容の多くが、市民センター改修の基本方針に関することや、新図書館に関するものであった。また、6月12日(日)には、最後となる市民センター改修第7回ワークショップを開催し、審議会からは3名の委員に出席いただいた。ここでは、改修後の図面(案)を見ながら、各部屋の使い方などについてワークショップを実施した。質疑応答により、時間が押される場面もあったが、無事にワークショップを終了することができた。今後の予定としては、ワークショップで出された意見を基に、教育委員会としての基本構想(案)をまとめて、市長部局に提出する。その後、市長部局で市民参加の手続きとなるパブリックコメントや市民説明会を実施する予定である。時期の詳細については、決まり次第情報共有させていただく。

委員長:それでは本日の審議会はこれをもって終了とする。第4回審議会は、令和4年7月26日(火)午後6時30分から第4会議室にて開催する。