1.日時
令和3年6月7日月曜日午後1時30分から4時まで
2.場所
市防災センター403会議室・白井塚古墳公園整備予定地
3.出席者
- 委員長:谷川章雄
- 副委員長:池上悟
- 委員:松井敏也
- 事務局:社会教育課長、社会教育課文化財担当副主幹、社会教育課文化財担当主査
4.欠席者
なし
5.議題
- 委員長・副委員長の選出について
- 猪方小川塚古墳の東京都指定史跡への指定について
- 猪方小川塚古墳保存処理の経過観察・処置について
- 亀塚古墳公園の整備について
- 土屋塚古墳公園の整備について
- 白井塚古墳公園の整備(案)について
- 東京都指定史跡兜塚古墳の現状について
その他
6.配布資料
- 狛江市古墳保存整備検討委員会設置要綱
- 猪方小川塚古墳の東京都指定史跡の指定について
- 猪方小川塚古墳保存処理の経過観察・処置について
- 亀塚古墳公園の整備について
- 土屋塚古墳公園の整備について
- 白井塚古墳公園の整備(案)について
- 東京都指定史跡兜塚古墳の現状について
- 『東京の文化財』第129号
- 『歩こう!狛江の古墳』パンフレット
7.会議の結果
- 事務局で開会を宣言。
- 社会教育課長挨拶。
- 議題1の審議に入る。
議題1.委員長・副委員長の選出について
事務局から、狛江市古墳保存整備検討委員会の設置目的、所掌事務、任期等について、設置要綱に沿って説明しました。
- 猪方小川塚古墳は、保存整備工事が完了し令和2年4月1日に古墳公園として開園しており、猪方小川塚古墳保存整備検討委員会は役割を果たしたことになりましたが、石室の保存処理後の経過観察や必要な処置等は今後も必要であり、引き続き助言及び指導を頂きたいこと、さらに対象を拡大して市内に残された古墳の保存・整備と活用全般に関して、教育委員会に助言及び指導を頂きたいことから、本委員会を設置しました。なお、本委員会の設置に伴い狛江市猪方小川塚古墳保存整備検討委員会は廃止となっています。
- 事務局による説明の後、委員長・副委員長の選出が行われ、狛江市猪方小川塚古墳保存整備検討委員会に引き続き、委員長には谷川委員が、副委員長には池上委員が全会一致で選出されました。
- 進行を谷川委員長に交代し、議題2へ。
議題2.猪方小川塚古墳の東京都指定史跡への指定について
事務局から、令和3年3月18日に開催された東京都教育委員会において、猪方小川塚古墳の東京都指定史跡への指定(出土遺物は附指定)が決定され、19日に告示されたことを報告しました。
- 猪方小川塚古墳は市史跡に、出土遺物は市重宝に指定されているため、市の指定を解除することになります。そして、今後、石室の保存処理の経過観察や必要な処置については、東京都教育委員会とも協議しながら進めていく予定です。
- 委員から、附となった出土遺物のうち金属製品の保存状態について確認がありました。
- 事務局から、出土遺物のうち金属製品については、すでに保存処理を実施済であることを説明しました。
- 委員から、東京都指定史跡に指定されたことで、石室保存処理の経過観察と必要な処置を行うことに影響が生じるのか質問がありました。
- 事務局から、東京都指定史跡への指定にあたって、今後も石室保存処理の経過観察と必要な処置を続けていく必要があることは東京都教育委員会に説明しており、規模が大きな修繕が必要となった場合等は、現状変更の手続きを含めて東京都教育委員会と協議しながら進めていく必要がある旨を説明しました。
- 委員から、史跡の保護保存に当たって、今後東京都から補助を受けられるのかとの確認がありました。
- 事務局から、東京都の補助を受けられるものと認識していることを説明しました。
議題3.猪方小川塚古墳保存処理の経過観察・処置について
事務局から、猪方小川塚古墳石室の保存処理後の経過観察について報告しました。
- 猪方小川塚古墳では、保存整備工事の竣工後、石室覆屋内部の気温・湿度、土壌含水率の観測を続けるとともに、約3月ごとに石室の保存処理の経過観察と必要な処置を行っています。
- 保存処理の経過観察の結果、石室壁面の表面強度には問題はないものの、前室の壁面に白色物質の表出が観察されるほか、部分的に壁面表面の浮きや粉状化、瘡蓋状の剥離が生じています。また、クモの営巣による小さな穿孔や前室を中心に苔類が発生する等の状態が観察されています。白色物質は、結晶化が進行していない状態でハケ・ブラシなどで除去し、結晶化した部分は、石室壁面を傷付けないように白色物質のみを除去していること、壁面表面に生じた浮きに対しては、湿度が低くなる秋以降に薬剤の追加処理と樹脂による接着を行い定着・固化させています。粉状化や瘡蓋状の剥離が認められた部分に対しても、同様に薬剤の追加塗布を実施した結果、壁面表面は定着・固化し、撥水効果も認められる状態に改善してい ます。クモの営巣による穿孔は、随時、擬土等で穴埋めし、苔類については、遅効性の地衣類・藍藻類除去剤を塗布し、枯死後に除去しています。
- 白色物質が表出する原因は特定できていないものの、年間を通じた土壌含水率の変化や白色物質の表出状態、覆屋内部の状態から考えて、石室覆屋内部に雨水等が侵入し、その逃げ道がなく石室壁面に到達していることが原因と考えられることから、石室覆屋内部への雨水等の侵入を極力防ぐとともに、侵入した雨水等が石室壁面に到達しないよう逃げ道を確保する等の対策が必要なことを説明しました。
- 委員から、石室覆屋内部に雨水等が侵入する原因については、保存整備工事施工時の遮水シートの敷設方法に起因すると考えられること、白色物質からは石膏が検出されたが、石室壁面の強度自体に悪影響を与えるものではないと判断されること、ただし、時間が経過すると結晶化してしまうので、表出が見られた時点ですぐに除去する必要があること、白色物質が表出する原因としては、U字溝や砕石、鉄筋等の建材に水が触れることで硫酸が現れ出たものと推測されるが、いずれにせよ水が関与していると考えられるため、雨水等の侵入を断ち切る必要があるとの補足説明がありました。また、苔の発生については、薬剤の塗布によって抑えられていること、石室周囲の固化土壌には、雑草は生えてきていないとの補足説明があ りました。
- 事務局からは、石室覆屋壁面下部の仕切り板を引き上げて、雨水等の吹き込みを防ぐとともに、保存整備工事の過程で石室覆屋内部に敷設した遮水シートを除去し、侵入した雨水等が固化土壌の表面を流れて石室壁面に到達することを防ぎ、下部に浸透させるように改善する案を提案しました。
- 委員から、改修案の施工について、都教育委員会へ現状変更の届出が必要になるとのことであるが、変更の届出は随時受け付けているのか、また、現状変更の可否は都文化財保護審議会の審議事項になるのかとの確認がありました。
- 委員から、現状変更ではなく、あくまで整備部分の改修という位置付けで進めることはできないのかとの確認がありました。
- 事務局から、改修工事については、具体的な内容と必要な手続きについて、東京都教育委員会と協議しながら進めていきたいと説明しました。
- 事務局から、石室の保存処理の経過観察以外に、公園開園後の利用状況等について説明しました。
- 委員から、日常管理に当たって禁止事項を羅列するような看板をむやみに設置することは好ましくないとの意見がありました。
- 委員長から、開園から1年が経過し、様々な事象がうかがえるが、今後も細かく観察し、できる限り早い段階で対処していただきたいとの発言があり、総括されました。
議題4.亀塚古墳公園の整備について
事務局から、令和2年4月1日に開園した亀塚古墳公園の整備について報告しました。
- 亀塚古墳は、昭和26・28年の発掘調査によって、全長41m、高さ5mの帆立貝形前方後円墳の主体部から多彩な副葬品が出土し、南関東における盟主墳の一つとして注目されましたが、昭和30年代に宅地造成のため墳丘の大半が削平されました。昭和35年3月23日、残された墳丘の一部(109㎡)を市が買収し、これまで管理・公開してきましたが、四方を宅地に囲まれたわずかな範囲が残されているのみで、本来の古墳の形態・規模や、残された部分が本来の古墳のどの部分に該当するのか分かり難くく、北側の私道から幅1mほどの通路を通らないと残された墳丘に辿り着くことができず、非常に見学し難い状態でした。
- そこで、残された墳丘の西側隣接地を市が買収し、南側の市道に面して出入口を整備するとともに、事前の試掘調査において確認された周溝を埋め戻し保存し、その位置を植栽で表示することで、亀塚古墳本来の形態・規模を現地で理解しやすいように整備しました。
- 令和元年8月31日・9月3日に市民向けの整備説明会を実施し、令和元年9月25日から令和2年3月4日にかけて整備工事を進め、令和2年4月1日に亀塚古墳公園として開園しました。
- 委員から、公園整備に先立つ試掘調査で確認された周溝は古墳のどの位置に当たるのか、公園外にも周溝は遺存しているのか、「狛江亀塚」の記念碑は残されているのか、昭和20年代の発掘調査にて出土した遺物は現在どこで保管されているのかとの確認がありました。
- 事務局から、試掘調査にて確認された周溝は古墳の前方部先端に沿う部分に当たること、公園外にも周溝は遺存している可能性が高いと考えられること、記念碑は公園内にそのまま残されていること、出土遺物は東京国立博物館のほか、國學院高等学校等に保管されており、亀塚古墳の再評価を図るため遺物の再整理に取り組み始めていることを説明しました。
議題5.土屋塚古墳公園の整備について
事務局から、令和3年4月1日に開園した土屋塚古墳公園の整備について報告しました。
- 土屋塚古墳は、墳丘の周囲が削り取られていますが、比較的遺存状態が良好な古墳として、昭和61年に市史跡に指定されています。平成16年(2004)、墳丘東側に隣接する集合住宅の建設に伴う発掘調査を実施した結果、東側に小規模な造出を持つ径35.2m、高さは4.4mを測る円墳で、その外周に幅10.3mの周溝が取り巻くことが確認されました。周溝からは大量の円筒埴輪・朝顔型円筒埴輪が出土し、5世紀半ばに築造された古墳であることが判明しています。
- その後、平成26年7月には、墳丘の西側半分が所有者から市に寄附されたため、市道側に大きく傾いた樹木の伐採と市道沿いの擁壁の整備を行い、文化財説明板を設置しました。しかし、北側の宅地との境界が未整備であったことや、市道側に向けて設置した説明板の設置方法等を見直す必要がありました。そこで、残された墳丘の形態・規模・雰囲気を損なわずに、北側の宅地との境界を整備するとともに、墳丘にかからない敷地の北西角部分を整備し、敷地内から墳丘を見学し説明板が読めるよう整備したものです。
- 整備工事は、令和2年9月29日から令和3年3月5日にかけて行い、途中、墳丘の範囲確認調査及び掘削範囲の確認調査等を実施し、令和3年4月1日に土屋塚古墳公園開園として開園しました。
- 委員から、古墳の主体部は遺存しているのかとの確認がありました。
- 事務局から、平成16年の発掘調査時に、レーダー探索にて2基の主体部が確認されていますが、確認調査のみを行い現状保存してある旨を説明しました。
- 委員から、今回整備された部分がいわゆる古墳の正面に当たるのかとの確認がありました。
- 事務局から、古墳の正面に当たる造出は古墳の東側にて確認されており、現在の集合住宅側が正面に当たることを説明しました。
議題6.白井塚古墳公園の整備(案)について
事務局から、白井塚古墳の公園化に向けたこれまでの経緯及び整備案について報告しました。その後、現地を視察しながら検討を行いました。
- 白井塚古墳は、これまでの調査から直径36m内外、高さ3.5mの円墳で、周りに幅約2mのテラスが巡り、その外側に幅10m前後、深さ1mの周溝が取り巻いているものと想定されること、昭和51年の発掘調査によって、墳丘西側の断面が調査され、墳丘の築造過程が明らかにされています。
- 狛江古墳群は、直径30~40mほどの円墳が集中して残されていることが大きな特徴であり、墳丘が残された数少ない古墳のなかで、狛江古墳群に造営された典型的な古墳の様相を示すひとつであること、さらに墳丘の西側・南側が大きく削平された状態でり、将来的に墳丘の一部が崩壊する危険性が考えられること等から、古墳公園として保存・整備を行う対象にしたこと等を説明しました。
- 公園化に向けた経緯は、平成27年12月15日に調布都市計画公園8・2・3号白井塚公園として決定告示し、平成29年度から令和2年度にかけて市が用地取得を進め、令和2年度に用地取得が完了しており、今後、令和3年度に公園の設計、令和4年度に整備工事を予定しています。
- 用地取得が完了した後、令和3年3月12日から19日にかけて、墳丘の再測量と試掘調査を実施した結果、墳丘は、昭和51年の調査当時とあまり変わらない状態であること、墳頂ほぼ中央部にて、粘土槨あるいは木棺直葬と考えられる主体部の存在を確認するとともに、墳頂北寄りからは礫槨あるいは葺石の一部と考えられる円礫の集中部が検出されています。
- 今後、具体的な整備案の検討にあたっては、古墳の東側からアプローチする際に、古墳の形態・規模を視覚的に捉えやすいように整備したいと考えていますが、周辺の景観との調和や西側・南側に隣接する民地との境界整備等に課題があることや、南側の市道から畑の間を通過する導入通路部分、通路に面した竹林部分、墳丘部分といったゾーンごとの整備策が必要と考えています。
- 特に、墳丘西側及び南側は、昭和30年代に削平された墳丘の断面がそのまま露出し、風化・崩落が激しいため、擁壁を整備する必要があるものの、墳丘西側からの施工が困難であり、墳頂側から施工せざるを得ない状況であり、施工に際して墳丘上の樹木の伐採と整地が必要であり、主体部の保護のためにも、主体部の具体的な構造・規模を改めて把握する必要があります。
- 現状では、西側及び南側の擁壁を施工した後、墳丘は盛土保存の上、芝生等で養生し、その外側に植栽などで周溝の位置と規模を表示する等の方策を考えており、墳丘上まで人が立ち入れるようにする場合には、隣地への目隠し策が必要になること、墳丘上まで人が立ち入れるようにする必要があるか否かは、主体部の公開の可否及び公開方法に応じて検討が必要になると考えていること、周溝より東側の竹林については、極力、現在の雰囲気を残して整備したいと考えていること等を報告しました。
- 委員から、試掘調査にて埴輪は出土しているかの確認がありました。
- 事務局から、過去の調査及び今回の試掘調査においても、埴輪は出土しておらず、白井塚古墳は埴輪を伴わない古墳である可能性が高いことを説明しました。
- 委員から、発掘調査によって、まずは古墳の範囲を確認する必要があるとの意見がありました。また、墳丘西側に擁壁を設置することになれば、施工範囲が主体部にかかる可能性があるため、施工によって影響を受ける範囲を明確にし、それに応じて調査範囲等を決定していく必要があるとの意見がありました。
- 委員から、整備に当たって樹木を伐採することになるのか、また、墳丘に土を盛ることになるのかとの確認がありました。
- 事務局から、墳丘上の樹木については倒木の危険性や主体部の保護保存に与える影響のほか、墳丘西側の擁壁の施工上、ある程度整理する必要がある旨を説明しました。ただし、樹木によって墳丘が保たれている可能性もあるため、慎重に進めていく必要があることを説明しました。また、墳丘上への盛土については、葺石が施されていた可能性も否定できないため、今後の調査結果を受けて判断することになるものの、現時点では墳丘に盛土した上で芝を張るイメージであることを説明しました。
- 委員から、周囲にフェンスを張る必要性について、どこまで見学範囲とするかによるが、墳丘の縁、擁壁の設置にあたり一度掘削して埋め戻す部分に植裁することも一つの手段ではないかとの意見がありました。
- 委員から、必ずしも墳頂まで登れるように整備する必要はなく、墳丘の端又は中腹を周回する形でも良いのではないかとの意見がありました。墳頂が丁度視界に入るくらいにしておけば、目隠しの必要もなく、土留めなどの対策も施しやすくなるのではないかとの意見がありました。
- 事務局から、整備策の検討にあたっては、①主体部の構造・形態・規模及び遺存状態を確認すること、②周溝の位置・規模を確認すること、③墳丘の葺石の有無を確認すること等を目的に、再度試掘調査を実施し、その結果を踏まえて、主体部の保護・保存方法と公開の可否、墳丘・周溝の整備方法について検討してことを報告しました。また、西側及び南側の擁壁の施工にあたり影響を受ける範囲を確認し、必要に応じて発掘調査を実施していくことを説明しました。
- 委員から、今後文化財指定を考えているのかとの確認がありました。
- 事務局から、現時点では、まず公園整備を進め、整備完了後、文化財指定について検討していく所存であることを説明しました。
議題7.東京都指定史跡兜塚古墳の現状について
事務局から、東京都指定史跡兜塚古墳について、これまでの保存・管理の経緯及び近年の管理上の課題等について説明しました。
- 兜塚古墳は、昭和50年に東京都指定史跡に指定された際に、敷地外周の柵、出入口の門柱・門扉等を整備していますが、それ以降は、毎年、樹木のせん定を行っているもののほぼ手付かずの状態で、墳丘には高・中木が繁殖している状態です。令和元年秋の台風では、墳丘上の樹木が折損し、敷地外側の電線に接触する等、墳丘上の高・中木の管理に課題があります。
- また、墳丘南側の市道沿いは、指定範囲は未舗装、市道範囲は舗装されているものの、境界柵が墳丘上に設置された状態で、墳端に土留め等がないため、降雨の際に土砂が市道上に流出してしまう状態であること、墳端近くの高木が境界柵の外側にあり、交通上危険であること、さらにこれら高木は、令和2年度に樹木診断を実施した結果、このままの状態であると危険であると診断されています。
- さらに、墳頂近くにも高木が繁茂し、将来的に墳頂の形態や主体部の遺存状態に影響を及ぼす可能性が考えられること、墳丘北西側の高木は北西方向に大きく傾いており、倒木した場合、隣地に影響が及ぶとともに墳端の形態に影響を与える可能性が高いと考えられます。
- 兜塚古墳については、今後、墳丘上に繁殖している高・中木をある程度整理し、墳丘南側の墳端部と市道との境界について整備していく必要があり、あわせて門柱・門扉等出入口や敷地外周の整備等についても検討していきたいと考えています。
- 委員から、樹木の伐採については、古墳だけでなく周囲の景観や自然環境に大きく影響することになるので、慎重を期す必要があるため、危険な樹木を少しずつ間引いていくなど、中期的に検討していく必要があるとの指摘がありました。
その他
- 事務局から、古墳公園の活用策のひとつとして実施している『歩こう!狛江の古墳』について、概要を説明しました。
- 事務局から、次回の会議については、今後、白井塚古墳の試掘調査を実施する予定であり、調査期間中に視察を含めて実施する方向で日程調整することになりました。
- 委員長、閉会を宣言。
狛江市古墳保存整備検討委員会委員名簿
委員長
谷川章雄(早稲田大学教授、考古学)
副委員長
池上悟(立正大学名誉教授、考古学)
委員
松井敏也(筑波大学教授、保存科学)
公募市民委員がいない理由
審議内容が、古墳の整備等に関する極めて専門的な知識が求められることから、専門各分野の学識経験者で構成しているため。