1 日時 令和2年10月6日(火) 午後7時00分~午後7時55分
2 場所 狛江市防災センター 401・402会議室
3 出席者 委員:秋元会長、島本副会長、武田委員、須貝委員、並木委員、松葉委員、敦澤委員、加藤委員

事務局:森社会教育課長、白井係長、原田主事

4 欠席者 五十嵐委員、金子委員
5 議題

(1)狛江市スポーツ推進計画(素案)について

(2)委員報告について
(3) その他

6 提出資料

資料1   狛江市スポーツ推進計画(素案)

7 会議の結果
議題(1)狛江市スポーツ推進計画(素案)について
【事務局より資料1に基づき説明】
・委員からの意見等
○計画終了年度における目標は、スポーツ実施率を現状60.1%から令和6年度末までに70%に引き上げ、それを維持するとなっている。計画を改定するにあたりアンケートの実施をしていると思うが、そのときの実施率を確認したい。
→69.6%であった。
○いま目標として掲げている設定されている70%に限りなく近いと数値が出ていると思う。この数値に基づいて70%という数値設定がよいのかどうか本審議会で議論しないといけないと思う。
69.6%がスポーツ推進計画を改定するために行ったアンケートで回答された数値ということだが、このアンケート調査の半年くらい前ですかね。第4次基本構想前期基本計画の指標の現状値を把握するための市民アンケート結果報告書(令和2年3月)では60.1%となっており、近い時期に実施している同様の設問に対しての回答率にも差が生じている。
ちなみに2つを足しこんで2で割ると64.85%になる。そうすると64.85%に対しての70%という数値であれば目標値の設定としてはそれほど近すぎない数値だと思うし、国や都の計画に参酌・参考にするという形もとらなければならないということもある。ちなみに東京都の計画では目標は何パーセントか。
→東京都スポーツ推進総合計画(平成30年3月策定)では70%となっている。
○アンケート調査も配って100%の回答いただけたわけではなく、回答していただける方の数値である。つまりスポーツに関心のある方が回答いただいたということも考えられるので、かなり数値が高いことになったのかなと思う。
64.85%に対して70%を目標とするということであれば良いのではないか。
毎年アンケート調査を行ったら、いつもこういった数値になるのかと疑問だと思う。70%が目標でよろしいのではないではないか。
○体育施設は6月17日まで新型コロナウイルス感染拡大防止のため休館していた。自主事業としてスポーツ教室をやっているが、今期の今現在の出席が以前に比べてまだ60%程度となっている。やはりコロナの影響が出ており、どこまで戻ってくれるか心配で仕方ない。実際はこの冬場、もしくはワクチンが出来て、本当に元に戻れるのかを考えるとスポーツ実施率70%は意外と難しい数字なのかもしれない。スポーツをする人は思ったほど戻ってきていない、心配している方々がたくさんいる。70%という目標を4年後目指すのであればいい数値なのかなと体育館を運営するなかで実感がある。
○平成31年度の体育施設の利用状況にはコロナの影響が現れているのか。
→体育施設が閉まったのは3月28日からである。3月はじめから利用者数が若干減っていきたが、学校施設のほうが先に休館した。それで学校が使えない方が体育施設を利用するようになり、件数としては3月だけで考えると例年よりも利用したいという方が多かった状況です。
→昨年10月の台風の影響により多摩川緑地公園グランド、西和泉グランド、西和泉体育館は休館をしていたため利用が減っている。
○スポーツ実施率は散歩等も含めているため率が上がっていると思うがいかがか。
→今回のアンケートではスポーツの定義を散歩や意識をしての日常での階段の上り下りなど広く捉えている。それが数字に与えた影響も大きいと考えている。
○レイアウトが章ごとにことなっている箇所がある。
→次回全体的にレイアウトを修正したものを資料として用意する。その際は、レイアウトの統一を図る。
○文章の中に和暦と西暦がでてくる。統一したほうがよい。
→原則和暦と西暦を併記する形とするが、計画の策定年度などそのものに記載されているものはそれを用いることとする。

 

議題(2)委員報告について
○私は中途失明でして、いつ頃からと申しますとだいたい20代半ばで難病の網膜の病気を発症しまして、徐々に進行して見えないところに持ってきて4年前に緑内障を発症して手術したが、とうとう全盲になってしまいました。でも体を動かすことは大好きです。私たちの活動というとサウンドテーブルテニスといって頭文字をとってSTTと略して言っているが、音を頼りに行う視覚障がい者の卓球である。2000年4月にサークルを活動を立ち上げて、その代表をしている。活動は月に1回、市民総合体育館の格技室でやっている。ただ、このコロナ禍のために今年の3月以降休止している状態で、やっと来月11月からボランティアさんとも相談してコロナの感染に気をつけながら再開することにした。
今現在のメンバーというのが視覚障がい者の会員が7人、ボランティアが5~6人、プラスガイドヘルパーさんも参加してくださって、合計して毎回十数名で普段の運動不足解消やらストレス発散やら、またお互いに情報交換をしながら元気に楽しく活動している。ボランティアには主として倉庫から卓球台の出し入れ、セッティング、ボール拾いなど色々サポートしていただいていて、それがあってここまで20年続けてこられたのだと思う。続けてこられたのはボランティアの支援があったからこそ、いつも感謝している。課題としては、視覚障がい者の参加が少ない。なかなか増えていかない。一人でも多くの仲間が増えてくれるとよいが、どうしても外出が1人だと難しいというのがネックになっている。加えて情報がうまく伝わってないのかなということがあり、活動自体は知っていても最初の一歩がなかなか踏み出せない人もいるのかなと思っている。一度やってみれば体験してみれば、きっと楽しいと感じてくれるスポーツである。それほどハードではないので。そういった情報がなかなかうまく伝えきれないもどかしさがあるけれども、20年も続けているとメンバーそれぞれが20歳年をとっていますので50歳で始めた人も70歳になっているということでそれなりに高齢化が進んいるが、これからも元気に楽しく活動して行きたいと思っている。
・委員からの意見等
○よく障がい者バスケットボールなどは知的障がい者の中に健常者が入って行う。そうすると障がい者の方の上達が早い。そういったことはやられているのか。
→視覚障がい者同士ではやっておらず、全部ボランティアとガイドヘルパーが相手で、すべて正眼者である。正眼者対視覚障がい者の1対1で交代をしながらやっている。
○高齢の方たちもそういう卓球があると知らせ、一緒に出来たら面白いと思う。なるべく幅広く交流したほうがよいと思う。