学校給食について

学校給食の目的

学校給食は、成長期にある児童・生徒に栄養バランスがとれた豊かな食事を提供し、健康の保持・増進や体位の向上を図るとともに、心身の健全な発達に役立てる教育活動の一環として実施しているもので、学校給食法により7つの目標が定められています。

  1. 適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。
  2. 日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこと。
  3. 学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと。
  4. 食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。
  5. 食生活が食にかかわる人々の様々な活動に支えられていることについての理解を深め、勤労を重んずる態度を養うこと。
  6. 我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること。
  7. 食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導くこと。

給食は、単なる「お昼ごはん」ではなく、「食」について学ぶための教材です。食に興味を持ち、食べることが楽しくなるように工夫しています。

狛江市の学校給食のこだわり

狛江市の学校給食は、文部科学省が定める「学校給食摂取基準」に則り献立を作成しています。カレーのルーやドレッシング、ハンバーグ、コロッケなどは冷凍品や半製品などは使用せず、手作りしています。出汁は、鰹節や昆布、鶏ガラなどからしっかりとっています。

衛生管理も徹底しており、加熱した料理は中心温度計を使用し、内部まで十分加熱されているか確認します。サラダに使用する野菜やドレッシングも一度加熱してから、真空冷却機や専用の冷蔵庫を使って冷却しています。

食物アレルギーへの対応

学校給食における食物アレルギーのある児童・生徒の対応については、医師の診断に基づき、対応可能な範囲において除去食の食物アレルギー対応を行っています。
詳細については、狛江市立小・中学校食物アレルギー対応マニュアルのページをご参照のうえ、各学校へご相談ください。

狛江市の小学校給食について

狛江市の小学校6校の給食は、各学校の中にある給食室で調理を行う『自校方式』という方法で作っています。各学校に配置されている栄養士が献立を立てて食材を発注し、調理は委託業者が行っています。
各校の特色ある給食は、以下のリンク先からどうぞご覧ください。

狛江市の中学校給食について

狛江市の中学校4校の給食は、学校とは別に設置された中学校給食センターで調理を行う『センター方式』という方法で作っています。給食センターに配置されている栄養士が献立を立てて食材を発注し、調理は委託業者が行っています。
中学校給食センターは、平成27年(2015年)5月に完成した建物で、現在は1日で最大1700食を作ることができる施設になっています。

学校給食の申込みについて

学校給食の提供にあたっては、狛江市学校給食費の徴収に関する条例施行規則第3条に基づき、「狛江市学校給食申込書兼学校給食費預金口座振替納付届・自動払込利用申込書」(第1号様式)をご提出いただくこととしています。この申込書は一度提出すると、記載事項に変更がない限り、市立中学校を卒業するまで有効です。
※詳細は、学校を通じて配信している事務連絡をご確認ください。

学校給食費について

狛江市の学校給食費単価は、次のとおりです。(令和6年4月1日現在)

喫食者(児童等及び教職員等) 月額単価 1食単価
小学校1・2年生 3,845円 225円
小学校3・4年生 4,067円 238円
小学校5・6年生 4,289円 251円
中学生 4,768円 279円
小学校の教職員等 5,039円 294円
中学校の教職員等 5,518円 322円

 

令和6年度児童・生徒の学校給食費無償化について

狛江市では、物価高騰の影響による保護者の負担軽減を図るため、令和5年4月からは狛江市立小・中学校に在籍する児童・生徒が3人以上いる世帯の3人目以降の子の学校給食費を無償化し、令和6年1月から3月までは狛江市立小・中学校に在籍する児童・生徒すべての学校給食費を無償化しました。
令和6年度についても、東京都による公立学校給食費負担軽減事業を活用し、時限的に無償化を実施しています。

  • 対象者:市立小・中学校に通学している児童・生徒
  • 対象期間:令和6年4月~令和7年3月喫食分

※学校給食費の無償化にあたって、保護者の方からの申請等は必要ありません。
※詳細は、学校を通じて配信している事務連絡をご確認ください。
※令和7年度以降の無償化の実施については未定です。新年度当初にご案内いたします。

食材費について

児童・生徒の学校給食費は0円(無償化)としましたが、食材費は、無償化前の学校給食費(保護者負担額)+市補てん分400円+物価高騰対策分350円(前年度比109円増)を一人当たりの食材費(月額)として予算を確保し、実施しています。
学校給食費の無償化に関わらず、引き続き安全安心で良質な学校給食を提供していきます。

<令和6年4~12月分>

小学校1・2年生 小学校3・4年生 小学校5・6年生 中学生

月額単価4,595円
(1食単価268円)

月額単価4,817円
(1食単価281円)

月額単価5,039円
(1食単価294円)

月額単価5,518円
(1食単価322円)

<令和7年1~3月分> ※物価高騰対策として増額補正

小学校1・2年生 小学校3・4年生 小学校5・6年生 中学生

月額単価4,815円
(1食単価281円)

月額単価5,037円
(1食単価294円)

月額単価5,259円
(1食単価307円)

月額単価5,938円
(1食単価347円)