1 日時

第1回 平成26年7月25日(金曜日)午後7時〜7時45分

第2回 平成26年7月27日(日曜日)午前10時〜10時40分

2 場所

狛江市防災センター 401・402会議室

3 出席者   8人
4 議題   (1)開会挨拶  学校教育課長 宗像 秀樹

(2)狛江市中学校給食事業実施計画について

          説明 学校教育課学事給食係主任 金子 博志

(3)意見聴取・質疑応答

(4)閉会    

5 配布資料
  • 狛江市中学校給食事業実施計画
  • アンケート用紙
6 説明会内容
(1)開会挨拶

  学校教育課長から説明会開催の趣旨及び狛江市中学校給食事業実施計画の概要について説明し挨拶をする。

(2)狛江市中学校給食事業実施計画について

 学校教育課担当職員から狛江市中学校給食事業実施計画について、パワーポイント資料に従い下記の内容について説明する。

  • 平成26年6月に、過去の中学校給食事業の検証を総括した上で平成26年7月から狛江市給食センターにより実施する新たな中学校給食事業について、具体的方針及び内容を定めた「狛江市中学校給食事業実施計画」を策定したこと。
  • 新たな中学校給食事業の中核となる狛江市給食センターの施設概要、運営については公設民営とし調理等の一部業務を委託により実施すること。また、その委託業者の選定方法については公募型プロポーザル方式を採用すること。
  • 新たな中学校給食は、ご飯、汁物、おかずを全て食缶により提供する完全食缶方式を採用することや、委託業者にはHACCPに準拠した衛生管理を徹底させること、その他中学校給食事業の内容について定めたこと。
     
(3)意見聴取・質疑応答

【第1回】

質疑 遺伝子組換食品の使用及び検査についての考え方は。

回答 給食物資規格表の中で遺伝子組み換えでないものを条件としている。規格にない食材においても、遺伝子組み換えでないものを納入する。遺伝子組換食品検査は、遺伝子組み替えでない食品について、安全を再確認するために検査するものである。

質疑 食器類を洗う洗剤についてはどのようなものを使用するのか。

回答 小学校給食同様の環境負荷の少ないものを使用する。

質疑 狛江市の中学校給食に対して失われた信頼をどのように回復していくのか。

回答 過去の異物混入や突然の給食中止は深く反省すべき点であり、二度とあってはならないと認識している。今後も生徒と保護者への丁寧な説明に努め、少しずつ信頼を取り戻していきたいと考えている。

質疑 給食開始前に生徒と保護者を対象にした、施設見学会及び試食会を実施すべきでは。

回答 調理委託業者が決まり次第調整し、可能な限り実施する方向で検討する。
 

質疑 消費税率引き上げ分を給食費に転嫁すべきではない。

回答 もともと狛江市の給食費の設定額は、近隣自治体と比較し低額であった。そのため、昨年の消費税率引き上げのタイミングでは増額を決定した。来年の消費税率引き上げに伴う対応については、小学校給食費と併せて今後検討したい。

質疑 来年7月開始ということであるが、7月は土・日やテスト日を除けば給食提供日は数日である。拙速に7月から開始するのではなく、万全を期して、2学期から開始した方が良いのではないか。意見として申し上げる。

質疑 教育委員会の栄養士を常駐させるとのことだが、業者が責任を持って配置するべきではないのか。

回答 今回は公設の給食センターの中で調理業務等を委託するものであり、栄養士は配置する。
 なお、今回の施設規模であれば東京都の栄養士が1人配置される見込みである。ただし、中学校4校分のアレルギー対応などを考えると、もう1人市で配置する必要があると考えており、現在内部調整中である。献立作成の責任や、調理作業の確認、委託業者とのコミュニケーションの必要性等の面からも、教育委員会栄養士の配置は必要であると考える。

質疑 アレルギー対応について、調布市での痛ましい事故等もあったため、保護者の不安を解消できるよう丁寧に説明した方が良いのでは。

回答  調布市、慈恵第三病院と連携したアナフィラキシー対応ホットラインや、より具体的な運用面での対応については、今後保護者に対して丁寧に説明する。


【第2回】

質疑 給食の開始時期について、来年7月より早まる、または、逆に遅れる可能性は。

回答 早まる可能性はほぼない。センターの完成予定が来年5月末であるが、これ以上の工期短縮は安全な施設を建設する上で得策ではないと考える。6月からの試運転期間では、調理器具の準備作業や、具体的なシミュレーションを行うため1カ月間は必要である。現状では開始が遅れることも基本的にはないと考えている。

質疑 給食日数は学校によりばらつきがある。例えば1校だけ給食が必要な日等も給食センターで対応可能なのか。

回答 できる限り対応する方向で今後検討する。

質疑 土曜日の給食も可能か。

回答 今後検討し、来年度の保護者説明までには決定する。

質疑 給食費の支払方式は。

回答 以前の給食は、全員給食としながらも、喫食を選択できる予約制のため前払い制を採用していたが、今回は食缶で提供し全員同じ給食を喫食してもらう。仮に前払い制とすると、未納世帯の生徒への提供の可否について教育委員会として非常に難しい判断となるため、給食費滞納の問題等は生じることになるが、現状は月額後払いを採用することを考えている。

質疑 学校のエレベーター設置について、概要を教えて欲しい。

回答 荷物用ではなく乗用エレベーターを設置する。工事は夏季休業中から開始し、年明けには完了する予定である。運用としては、生徒が負傷した場合の搬送手段としての利用なども想定はしているものの、原則として給食時のみ使用する。

質疑 学校との喫食時間の調整とは具体的にどうするのか。

回答 本計画策定にあたって、これまでも各中学校長と調整しており、今後も継続的に調整していくが、具体的には、現在の昼休みの時間を短縮して対応する予定である。
 

7 アンケート集計結果

  出席者から説明会の感想を聞くため、以下にある2つの質問事項についてアンケートを行い、意見等をいただいた。

 ※参加者8名全員提出。

(1)狛江市中学校給食事業実施計画に関する説明について(複数回答あり)

   A.よく理解できた      6件

 B.普通           2件

 C.あまり理解できなかった  0件

 ・簡単すぎる。

 

(2)意見・感想
  • 様々な市民の方の意見を伺い参考になりました。
  • 小学校給食の長い歴史の中で良くなってきたので、中学校も途中でいろいろある度に話し合いを重ねて質の良いものにしてもらいたい。
  • 話はわかりやすかった。しかし具体的になるとどうなのかはわからない。
  • 7月は学校はとても忙しい、開始時期を検討していただきたい。
  • 参加者が少ないのはなぜか。
  • もう少し丁寧に説明しても良いのではないか。